仕事の未来
テクノロジーは私たちが世界中にモノを運び、人を動かす方法を変える力を持っています。また、労働者の仕事を向上させ、生活の質を高め、より良い意思決定を可能にします。しかし、適切な規制および管理がなければ、テクノロジーは監視のための道具となり、基本的権利を侵害し、交通運輸システムに従事する労働者と利用者の両方を差別的な対応を行います。
テクノロジーは業務の再編や労働者の削減、労働者の権利侵害に利用するのではなく、生産性や安全性の向上や脱炭素化等の緊急の社会的課題への対応に活かすことができます。
ITFの立場
交通運輸労組は仕事の未来に関して重要な役割を担っています。労働者を意思決定の中心に据え、テクノロジーや新しい働き方に合わせて労働基準や規制を整備しながら、交通運輸の未来を形成していかなければなりません。テクノロジーが世界中で行われている搾取や差別を一層根付かせることのないよう、プライバシーや結社の自由に関する労働者や利用者の人権が守られなければなりません。
ITFはテクノロジーの開発・展開において労働者が重要な役割を担うべきであると考えます。テクノロジーがディーセントワークを促進し、 人権を守るために、労働者の関与が不可欠です。これは、団体交渉や、ギグ・エコノミーのような新しい働き方を効果的に規制することによってのみ達成することができます。
重要課題
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仕事の未来における基準の引き上げ
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データの管理
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ギグエコノミーの組織化
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未来に向けた研修・訓練
連絡先
ITFは底辺への競争を逆転させ、新たな仕事の世界の基準を引き上げるために活動しています。
ダカールBRTシステムの成功に不可欠なインフォーマル労働者の参画
(2022年2月17日配信)労働条件の対話開始に向けてITFがウーバーと覚書を締結
ITFはデジタル化が使用者の利益だけでなく、労働者の生活を向上させることを確信しています。私たちのデータも私たちの未来も私たちのものです。
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私たちはデジタル化が雇用者の利益だけでなく、労働者の生活を向上させることを確信しています...
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私たちの職場は今、仕事のやり方、仕事に対する監督や体制を変容させる可能性を秘めたテクノロジーの急速な発展に伴い、大きな変化に直面しています。テクノロジーが労働者に利益をもたらすよう、私たちは立ち上がります。