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Moving our world forward

交通運輸労働者の平等、公正、安全を追求

ITF2,000万人の様々な労働者 -世界のあらゆる場所の、あらゆる交通運輸部門の労働者- を組織し、今日および明日の生活向上という目標に向かって団結しています。


世界の交通運輸産業リードする組織として、また、世界の交通運輸労働者の代弁者として、労働者を絶えず変化する仕事の世界の中心に位置づけさせます。すべての労働者の生活に影響を及ぼす重要な問題に注力することで、目下の課題に取り組むだけでなく、積極的に未来を形作ります。

重点分野

安全

毎年、何千人もの交通運輸労働者が仕事中に命を落としています。さらに数百万人が、ネグレクト、ハラスメント、強要、暴力にさらされたり、衛生設備を安全に利用できるといった基本的なニーズさえ満たされない環境で働くことを余儀なくされたりしている結果、予防可能な傷害・疾病が発生しています。職場の安全基準が無視され、交通運輸労働者の生命、健康、安寧が危険にさらされ続けています。
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平等

今日においても、世界中の労働者がジェンダー、年齢、民族、宗教、障害、在留資格、性的指向に基づく差別に直面しています。男性支配的な交通運輸産業において、女性は参入や昇進の制度的障壁に直面し、暴力やハラスメントの被害を受けやすく、意思決定において常に目に見えない存在として扱われています。青年は非正規化、賃金・労働条件の低下、不安定化に特徴づけられる仕事の世界に入っていきます
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持続可能性

気候の非常事態は、予想よりもずっと早く、深刻に、世界中の人々に影響を及ぼしています。科学者らは、これ以上行動を遅らせてはならないと警告しています。交通運輸労働者が深刻化する気候変動の影響を大きく受ける一方、交通運輸部門の排出量は世界中で増え続けています。世界中で気候危機に取り組むために、言葉を行動に変えていかなければならいません。
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未来

テクノロジーは私たちが世界中にモノを運び、人を動かす方法を変える力を持っています。また、労働者の仕事を向上させ、生活の質を高め、より良い意思決定を可能にします。しかし、適切な規制および管理がなければ、テクノロジーは監視のための道具となり、基本的権利を侵害し、交通運輸システムに従事する労働者と利用者の両方を差別的な対応を行います。 テクノロジーは業務の再編や労働者の削減
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権利

世界中の労働者が労働組合に加入して活発に活動し、労働条件の切り下げ(スト権抑圧を含む)に対して声を上げ、行動する権利を攻撃されています。その結果、不安定な雇用、貧困、不平等、企業の強欲が増加し、労働者の賃金や労働条件が切り下げられています。
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説明責任

政府、使用者、投資家は、商品や乗客の輸送に携わるすべての労働者の安全、賃金、労働条件について説明責任を負っています。労働者は直接雇用であれ、請負であれ、非正規雇用であれ、ディーセント・ワーク、基本的労働権、真の社会的保護を享受できなければなりません。
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変化を生み出す
Union building
仕事の世界は絶えず変化しています。ITFおよび労働組合運動は、労働者が仕事の世界の中心となるよう常に闘っていきます。我々は世界経済の血流であり、経済的使用者のエンジンです。私たちには果たすべき役割があります。すべての労働者にとってより良い仕事の未来を形作るために、交渉の場でも声を上げていきます。
革新的なキャンペーン(運動)
ITFは、革新的なキャンペーン(運動委)を動員・組織し、永続的な変化を生み出すためのツールやサポートを提供することで、今日の労働者が直面している問題に世界の交通運輸労組が取り組むのを支援します。
また、共に立ち上がり、連帯することで、私たちの声を確実に届け、私たちのための未来を形作る役割を積極的に果たしていきます。

政策提言
ITF keeps governments and employers accountable by advocating for – and contributing to – the development and adoption of forward-thinking policies and regulations that protect the rights and livelihoods of workers. ITF has an important role to play in connecting policymakers to the current struggles and lived realities of workers to help design better policies that can improve our collective futures.

現場の取り組み

ニュース 28 Jun 2024

チリの労働運動に大きな打撃

 国際運輸労連 (ITF) はチリの全国鉄道旅客貨物輸送労連 (FNTF) のホセ・ ボニン委員長の死去にショックを受け、悲しみに暮れている。  ボニンは 6 月 20 日未明、列車二台の正面衝突事故の犠牲となった。銅 1,346 トンを積載した貨物列車を運転していた。  初期の報道によると、チリ国鉄 (EFE) の試運転列車と私鉄フェパサの貨物列車が衝突した。  ITF のスティーブ
ニュース 記者発表資料 10 Jun 2024

不透明な船籍ビジネスの代償を払わされる船員

紅海で発生した事件は、「便宜置籍船」の増殖を許すことの危険性を示している。 ITF マリタイム・コーディネーターの ジャクリーン・スミス – アルジャジーラ による報道。 4 月 13 日、イラン・イスラム革命防衛隊の海軍部隊が、ホルムズ海峡でポルトガル船籍のコンテナ船、 MSC アリエス号を拿捕し、乗組員を拘束した。本船はスイスに本社を置くメディタレニアン海運会社が、イスラエルの大富豪エアフ
ニュース 06 Jun 2024

「組合か仕事かどちらかを選べ」と言われた港湾労働者たち

 トルコの港湾労働者は、敵対的な使用者から、自ら組合を選んで加入する権利を攻撃されている。  ボルサン港の港湾労働者は 3 月、港湾労組の リマン・イシュ に加入した。使用者のボルサン・ロジスティック AS はこれを受け、 6 人を解雇した。この6人はその後、地元の政治家の介入により、復職した。  5 月 21 日、同社は労働者が自ら選んだ組合に加入する権利を尊重するという約束を反故にし、 37
ニュース 04 Jun 2024

オーストラリアの戦略的船隊が海運の重要性を実証

国際運輸労連( ITF )は、アルバネーゼ政権の第 3 次予算において、オーストラリア戦略的船隊への投資が発表されたことを歓迎する。 豪州戦略的船隊は、 2022 年の連邦政府選挙の重要な公約であり、 オーストラリアのような主要島嶼国の経済における海運と貨物輸送の重要性に焦点をあてるものだ。 戦略的商船隊の設立を支援するため、 2024 年から 25 年までの 5 年間で 2,170
ニュース 28 May 2024

ガボンとエスワティニがFOCに

国際運輸労連 (ITF) は便宜置籍国( FOC )のリストに新たに 2 カ国を加えた。  新たに加わったガボンとエスワティニは、いわゆる「ダークフリート」と深く関係しているとみられている。  一方、トンガは 76 年前から続いている FOC リストから削除され、 FOC の総数は 43 となった。   ITF の パディ・クラムリン会長は次のようにコメントした。
ニュース 27 May 2024

反労働者の法律をゼネストで拒否

 2024 年 5 月 9 日、アルゼンチン労働総同盟( CGT )とアルゼンチン中央労働組合( CTA )の交通運輸労組は、反労働者の法律に抗議するためにゼネストに加わった。  右派のハビエル・ミレイ大統領は賃金・労働条件の規制緩和を目的に 366 本の法律を改正し、必要緊急法令( DNU )を通じてアルゼンチン航空などの公営企業の民営化を進めようとしている。  交通運輸労組は DNU