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組合の構築

ITFの目的は、交通運輸労働者の力を構築、強化することです。

組合の構築」とは、労働者の力の構築というITF全体の目的を支えるためのオルグ、交渉、キャンペーン能力に加え、持続可能な組織としての能力を備えた民主的で力のある組合を構築することです。

我々の活動

組織としての能力が高い組合は、執行部が効率的で、透明性の確保された、持続可能な組合運営を行うことができます。また、組合運営の一環として、ジェンダーの意識啓発や指導者の養成も行うことができます。このような執行部は、オルグや交渉能力を向上させ、組合員を積極的に動員し、自分たちの利益のために闘うことができるのです。

労働者の力の強化を目指すITFの戦略を支える、「組合の構築」プロジェクトは、各部会・地域・部署の活動の一環として計画され、ターゲットとする組合を戦略的に選択しています。組合が存在しないところに新たな組合を設立したり、既存の組合をより強化したり、小規模組合を統合して、より大規模な強力な組織にしたりしています。

プロジェクトとサポーター

TFの活動は、シンガポール大会の決定事項に基づいて実施されています。

シンガポール大会では、「組織人員を拡大し、活性化する」「革新的な運動(キャンペーン)展開」「グローバルおよび地域レベルの政策に影響を及ぼす」の3つの戦略的方向性が確認されました。4つのレバーも引き続きITFの活動の基盤となっています。

全てのプロジェクトは、明確な目的をもって、厳しい管理体制の下に実施されています。中南米、アフリカ、アラブ、アジア太平洋地域で実施されているこれらのプロジェクトは、ITFのほぼ全ての産別部会、女性部、青年部の活動を支えています。

「組合の構築」プロジェクトの多くは、ITFのパートナーであり、以下に紹介する労働組合連帯支援組織の支援の下に実施されています。

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現場の声
ニュース 記者発表資料

南アフリカの主要労組がハイレベルの交通運輸シンポジウムに参加

 南アフリカのヨハネスブルグで開催されたハイレベルの交通運輸シンポジウムに主要8労組の幹部が参加し、交通運輸労働者の76%を占める未組織労働者に組合をどうアピールするかについて議論した。   このシンポジウムには国際運輸労連(ITF)とインダストリオールの書記長も参加した。   南アフリカの交通運輸労働者は、女性労働者に対する暴力、安全でない労働条件、劣悪なインフラ、慢性的な投資不足など
ニュース

ITFパレスチナ・プロジェクトの躍進

 パレスチナ一般交運労組(PGTWU)の強化プロジェクトの進捗状況を評価するために、ITF代表チームがパレスチナを訪問した。このプロジェクトはユニオン・トゥ・ユニオンが支援している。   最初の2年間はオルガナイザーの訓練が実施され、バスやタクシー乗り場をターゲットにしたオルグが行われた。  代表チームはラマラのバス車庫で運転手に接触したが、ここでは、半年間で組織率が20%から70%に増加した
ニュース

アルジェリア、モロッコ、チュニジアで能力開発研修を実施

ITFはアルジェリア交通運輸労連(FNTT-UGTA)と共催で11月10日~12日にアルジェで能力開発研修を実施した。 この研修は、ITFがスウェーデンの労働組合開発援助団体、 Union To Union (U2U)と共に実施している、アルジェリア、モロッコ、チュニジアの海事部門のための能力開発プロジェクトの一環である。
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