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公共交通

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公共交通のために闘う

公共交通は少数の民間企業や多国籍企業の利益のためでなく、労働階級の利益のために運行されるべき公共財だ。  本日マラケシュで開催されたITF都市交通総会で、この重要なメッセージが発信された。  代議員は、労働者とその組合、地域社会が公共交通の拡充に尽力し、それにより、ディーセントな雇用と市民に不可欠なサービスを確保するとともに、排出量を削減していくことが重要であることを確認した。  また
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新技術とコロナ禍が公共交通部門に及ぼす影響-ジェンダーの観点からの分析が必要

 コロナ禍は、交通運輸産業で働く女性が長年直面してきた問題を一層悪化させている。ITFの公共交通部門代表者は、コロナ禍が公共交通部門に与える影響に対するジェンダー分析の必要性を訴えている。   ITF が10月に開催したオンライン会議の参加者は、ジェンダーに基づく職場暴力、衛生施設の安全利用、自動化、交通運輸産業におけるジェンダーに基づく職務分離等の問題は、圧倒的に女性の方が(男性よりも
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ポッドキャスト:新型コロナウイルスがイフォーマル部門の労働者に及ぼす影響

ポッドキャストの 特別番組で、ITF のアラーナ・デーブ都市交通ディレクターが、新型コロナウイルスが公共交通労働者に及ぼす影響について、ダン・ミハディに聞いた。 ケニア運輸合同労組( TAWU )のダン・ミハディ書記長が、ナイロビの日常生活の変容と、 TAWU の公共交通労働者が直面する課題について語った。 書記長は、将来に希望を抱いているとし、次のように述べた。「コロナ危機をきっかけに
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新型コロナウィルスの世界的流行(パンデミック): 旅客輸送サービスは不可欠

新型コロナウィルスの危機が続く中、国や地域の公共交通の継続性を確保することは、社会と経済に不可欠です。とりわけ、効果的に機能する公共交通システムに依存してきた多くの市民や、今現在も毎日仕事に行く必要のある必須サービスの提供労働者にとっては不可欠です。 旅客輸送サービスを維持すれば、新型コロナ危機が社会の危機に発展することを阻止できる 公共交通部門は強い地域社会を支えることができるのが特徴です
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<新型コロナウィルス> その対応と長期的回復に不可欠な都市交通労働者

 医療と経済の危機という意味で、新型コロナウィルスは私たちが一生のうちに遭遇するグローバルな課題の最たるものと言える。現在、世界人口の3割以上が何らかの形で移動を制限される一方、ほとんどの産業が大幅に縮小することにより、労働者が収入と雇用の喪失の脅威に直面している。  医療や社会サービス、サプライチェーン、公共交通に従事する勇敢な労働者たちは、自らの健康を危険にさらしながら
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北アフリカの公共交通労働者の団結

アルジェリア、モロッコ、チュニジアの都市交通労働組合がチュニスで開催されたワークショップに参加し、 私たちの公共交通プログラム のもと、今後いかに協力していけるかを議論した。 FNTT 労組、UMT 労組、UGTT 労組から参加した活動家が、アルジェ、カサブランカ、チュニスのそれぞれの公共交通の現状について最新の情報を共有した。この3 つの都市全てに広範な鉄道、路面電車、バス、地下鉄があり
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ワシントンDCのバス労働者の大きな勝利 #UnionWin #OurPublicTransport

 ワシントンDCのバスの歴史上、最も長いストから1か月が経過し、シンダーベッドロード車庫の状況は通常に戻りつつある。この史上最長のストはバス運転手に稀に見る大きな勝利をもたらした。   シンダーベッドロード車庫(ワシントン首都圏交通局(WMATA)の車庫の中で唯一民営化された車庫)のバス運転手は、2019年10月24日、雇用主のトランスデブに業を煮やし、ストを開始した。フランスの多国籍企業
ニュース 記者発表資料

速報:バンコクに鉄道・メトロ組合が誕生

 バンコクに新しい鉄道労組が誕生した。   バンコクの地下鉄と都市鉄道の労働者がメトロ・鉄道労組(MRTU)を結成し、タイ国鉄労組(SRUT)事務所で初総会を開いた。   MRTUはシーメンス・モビリティ・カンパニー・タイの労働者を組織する。ドイツのシーメンスの労働組合もMRTUを支援している。   シーメンス・モビリティ・カンパニー・タイの保線労働者、スポーン
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インフォーマルおよびアプリベースの交通運輸労働者の課題-アフリカでセミナー開催

 インフォーマルおよびギグエコノミーの交通運輸労働者が直面する課題について検討するイベントが開催され、ITFのリサーチャーも貢献した。   12月2日〜4日にケープタウンのラトガース大学主催で開催された国際労働者教育団体連盟(IFWEA)ワークショップに、ウガンダ、フィリピン、韓国、パキスタン、ナイジェリア等の10か国のリサーチャーが参加した。   グローバル・レイバー・インスティテュート(GLI