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health and safety

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カナダの港湾労働者がマースク・パトラス号の二等航海士の死を悼む

 マースク・パトラス号の二等航海士、ラビンドゥ・テルゲが、セントローレンス水路(カナダケベック州)通航中のラッシング作業中に船外に転落し、命を落としてから 1 年が経過した。   航行中の船舶のラッシングは非常に危険であることをカナダ公務員労組(CUPE)とITFはモントリオール港とカナダ運輸省に再三警告していた。   亡くなった日、テルゲはいつものように深夜0時~4時の当直に就いていた
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船員の乗船延長と長期投薬

 コロナ禍は海運業界に多くの課題を突き付けている。海運労使は各種国際機関と共に、食品、医薬品、燃料などの生活必需品を世界に届ける船員の仕事と献身を認識してもらおうと活動を続けている。   各国政府に対しては、船員をキーワーカーとして認め、乗下船に影響を及ぼす渡航規制の適用を除外し、必要時に医療支援を提供するよう要請している。近い将来、状況が改善することを期待する。  
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新型コロナウイルスと交通運輸労働者の衛生設備利用

労働組合の交渉担当者のためのアドバイス 職場で適切な衛生設備を安全に利用できるかどうか、特に、勤務時間中に必要な時に利用できるかどうは、あらゆる交通運輸労働者、特に女性労働者が実感しているグローバルな問題です。新型コロナウイルスの感染が拡大している今日において、この問題が一層重要になっています。 衛生措置を含めた感染防止対策は、交通運輸労働者、労働組合、使用者、政府にとって緊急の課題となっています
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新型コロナウィルス感染症で必要となる経済と職場の支援策

ITF と国際産別組織(GUFs)は、各国の政府と企業に対し、労働者や世界経済、世界経済が依存する社会を守るために早急に行動するよう求めている。グローバルユニオン評議会(CGU)は本日、緊急の景気刺激策を策定することと、労働者の健康と職場における労働者の権利を守るために協力して政労使の対話をもつことを求める声明文を採択した。 国際 労働組合総連合(ITUC)のシャロン
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ダイアモンド・プリンセス号乗組員の本国送還開始

  横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号の乗組員70人が新型コロナウィルスに感染していたとITFは報告した。感染が判明していない残りの乗組員(主にフィリピン人とインドネシア人)は数日中に本国送還の手続きを開始する。  これに先立ち、ITFとイタリアのITF加盟組合、FIT-CISLは、船社と日本政府に圧力をかけていた。FIT-CISLは本船と団体協約を締結している。  2月21日、プリンセス
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新型コロナウィルスについて

  ITF は、国内および国際的な主要輸送ハブである武漢市で発生した新型コロナウイルスに関して、世界保健機関(WHO )のアドバイスを注視しています。  また、交通運輸労働者への感染を防ぐために、各国政府・企業に対して、あらゆる対策を講じるよう要請しています。特にこの致死性ウィルス感染の最前線で働く航空労働者、クルーズ船乗組員、港湾労働者、船員にとって、感染防止対策は非常に重要です。  WHO
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#UnionWin! 韓国のトラック運転手がセーフ・レートを勝ち取る

 1ヶ月以上の遅れとなったが、韓国のトラック運転手は、政府が約束していた「セーフ・レート(安全を保障する賃金・運賃)」を勝ち取った。   道路貨物運送部門の最低賃金制度を求めて18年間運動を継続してきた韓国公共サービス交通運輸労組貨物トラック連帯部門(KPTU-トラックソル)にとって大きな勝利だ。   12月12日、韓国道路貨物安全賃金委員会で道路貨物運送労働者の「セーフ・レート(安全賃金)