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船員

ニュース

組合の努力で船員が4年ぶりに帰国

雇用主にナイジェリアで遺棄されてから 4 年を経て、インド人船員が遂に帰国できた。 仲間からはアレックスと呼ばれているサード・エンジニアのチェタンビア・シンは、 2016 年に MT グランド号に乗船中、食糧も与えられず、賃金も支払われないまま遺棄された。 そのため、国際船員福祉支援ネットワーク( ISWAN )に連絡した。 ISWAN とともに、ナイジェリア国立船員福祉委員会( NSWB
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ダイアモンド・プリンセス号乗組員の本国送還開始

  横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号の乗組員70人が新型コロナウィルスに感染していたとITFは報告した。感染が判明していない残りの乗組員(主にフィリピン人とインドネシア人)は数日中に本国送還の手続きを開始する。  これに先立ち、ITFとイタリアのITF加盟組合、FIT-CISLは、船社と日本政府に圧力をかけていた。FIT-CISLは本船と団体協約を締結している。  2月21日、プリンセス
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ラッシングは陸上の港湾労働者に任せよ

  国際運輸労連(ITF)と欧州運輸労連(ETF)は、ラッシング作業を港湾労働者に任せるよう船社に要請した。   2月11日、オランダ籍のコンテナ船OOCLラウマ号がコトカ(フィンランド)からロッテルダム(オランダ)に向かう途中、悪天候の中、コンテナ7個を海に落下させた。   情報筋によると、1,425TEUの本船は、香港を拠点とするOOCLが運航し、オランダのJR シッピングBVが所有する
ニュース 記者発表資料

世界の海事組合代表団が豪上院公聴会に出席し、内航海運の強化を要請

 世界の海事組合代表団が、豪州モリソン政権に対し、自然災害への緊急対応能力を高めるとともに、経済、環境、エネルギー、安全保障上の国益を守るために、海運産業の衰退を阻止し、戦略的なフリートの構築に投資するよう要請した。   米国、カナダ、ニュージーランド、ノルウェー、英国の組合代表団は、豪州連邦議会上院地方・地域問題・運輸参照委員会(RRATRC)の政策・規制・課税・行政
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IMOの女性推進策を支持する

 ITF、国際女性海運貿易協会(WISTAインターナショナル)、国際海事機関(IMO)の複数の加盟国がIMOに提案した決議が、海運産業の女性進出を推進する取り組みにつながった。   今週、WISTAインターナショナルがIMOと締結した覚書(MOU)の背景には、海運産業で働く女性にとって障害のない環境をつくることをIMO加盟国に約束させるこの決議の存在があった。   WISTAインターナショナルは
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モザンビークでケニア人船員を救助

 EU向けの船舶、ニナ号に乗り組むため、2019年8月にタンザニア経由でペンバ(モザンビーク)に向かっていたケニア人船員10人をITFが救出した。   途中、本船に技術的な問題が発生し、10人は4か月間、乗船契約を締結しないまま、また、適切な食料も与えられないまま船内に放置された。彼らがイラン船主に連絡を取ろうとしたところ、殺すと脅迫された。  
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国際海事大学連合(IAMU)総会に出席

  ITFは、2019年10月30日~11月2日に東京で開催された第20回 国際海事大学連合(IAMU)総会に出席し、海運のプロを代表して意見を述べた。   同総会には、27か国から、海事大学および海運業界の専門家180人が参加した。   IAMU事務局長の中澤武教授は、自動運航船(MASS)や自動化の開発はヒューマン・ファクターのキャパシティーを上回っていると指摘し、これらの課題に対応するため
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危険なほど高い船員の精神的ストレスレベルが研究から判明

ITF 船員トラストから委託され、 イェール大学が行った広範な研究から、船員の精神的ストレスが危険なほど高いことが判明した。同研究ではストレスの解消法も推奨している。 調査では、様々な船籍の様々な船舶に乗り組む異なる職位の船員、1,572人にインタビューを行ったが、調査から僅か2週間で以下のことが分かった: 20 %の船員が自殺や自傷行為を考えたことがある。 25 %がうつ病にかかっていた。 17
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インドの船員、植樹活動で環境保護に貢献

インド船員組合( NUSI )が植樹活動を開始し、数千本の木を植えようとしている。 8 月から9月にかけて、上級職員から始まり、下級職員、部員の順番に植樹を行った。その結果、7,000本の木が新たに植えられた。 向こう 5 年間に、 NUSI はインド全土に10万本の木を植える予定だ。 NUSI のアブドゥル・セラン 書記長は次のように述べた。「インドは深刻な大気汚染と水不足に直面している
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ITFインスペクター、奴隷労働に抗議するイベントに参加

リバプール、北西イングランド、ウェールズを管轄するITFインスペクターのトミー・モロイが英国のリバプールで行われた現代の奴隷労働に抗議する大きなイベントに参加した。 マージーサイド州に所在する海事・国際奴隷博物館において、英国国境隊が主催した2日間のイベントは、英国の反奴隷制度の日を記念して行われ、現代の奴隷労働の犠牲者の講演の他、慈善団体、非政府組織、ITFなどの代表者の講演も行われた。 モロイ