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船員

ニュース

コロナ禍で増加する船員遺棄

 コロナ禍で船員遺棄事例が増加している。ジブチ港沖に係留するばら積み船2隻のギリシャ人船員3人を含むと船員22 人の遺棄もその一例だ。   リベリア籍のプトレメオス号とアリバス号の機関士は、ITF 、ギリシャ政府、保険会社が本国送還を要請しているにもかかわらず、遺棄されたままである。   アリバス号の一等機関士ディミトリオス・シアカスは、4月18 日にメッセンジャーアプリのWhatsApp
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<新型コロナウイルス> 海上労働者の重要な役割を訴えるウクライナ海運労組

  ウクライナ海運労組( MTWTU )は、 ITF および国際海事使用者委員会( IMEC )の支援を受けながら、コロナ禍においても世界に生活必需品を届け続ける海上労働者の重要な役割を訴えている。  食料、医薬品、燃料のほか、様々な生活必需品が海上輸送で世界に運ばれてる。 MTWTU のオレッグ・グリゴリュク第一副議長は次のように語る。「世界の海上労働者がこのパンデックの最前線で働いている
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G20諸国首脳および大臣へのメッセ―ジ:船員と海事労働者に不可欠な移動の円滑化について

国際海運会議所 (ICS) と国際運輸労連(ITF) による共同声明 世界貿易の約9割を担う海運は世界経済の活力の源といえます。そして、海運は世界中で船に乗り組む200万人の船員と、商船を運航する企業で働く海事労働者に支えられています。 現在も世界各国で移動や飛行の制限が続いていることを考えると、船員の交代を円滑化するという深刻な問題に今すぐ対応することが各国の政府に求められています
ニュース 記者発表資料

ICSとITF、G20諸国に「世界貿易の隠れた立役者」への支援を要請

新型コロナウィルス関連の移動制限で船員とグローバル・サプライチェーンが問題に直面 2020 年4月7日、国際海運会議所(ICS)と国際運輸労連(ITF)が世界の船員を代表し、船員と海事労働者に不可欠な移動を円滑化するよう、共同で各国政府に要請を行った。 両組織が G20 諸国と以前行った対話のフォローアップとして、また3月30日(月
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想像してみて下さい -世界の160万人の船員からの公開書簡-

船員の生活:世界経済を動かし続ける「姿の見えない」労働者   世界の商品・製品の 90 %は海上輸送されています。毎日、世界の海で、 70,000 隻の船舶で 160 万人以上の船員が働いています。コロナウイルスのパンデミックが加速する中で、これらの船員が企業や人々の生活に不可欠な貨物や商品を運び、コミュニティを支えています。   石油、鉄
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<コロナ危機> ITFとICSが国連機関に海運産業の支援策を要請

 ITF と国際海運会議所 (ICS) は国連機関に 公開書簡 を送り、船員が果たしている重要な役割に対する認識強化を求めた。   この公開書簡は、国籍にかかわらず全ての船員を「キーワーカー(不可欠なサービスを提供する公共部門の従業員)」 とみなし、船員が世界貿易において果たしている重要な役割を加盟国政府が認識することを要請している。   また、以下の要請も行っている。
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組合の努力で船員が4年ぶりに帰国

雇用主にナイジェリアで遺棄されてから 4 年を経て、インド人船員が遂に帰国できた。 仲間からはアレックスと呼ばれているサード・エンジニアのチェタンビア・シンは、 2016 年に MT グランド号に乗船中、食糧も与えられず、賃金も支払われないまま遺棄された。 そのため、国際船員福祉支援ネットワーク( ISWAN )に連絡した。 ISWAN とともに、ナイジェリア国立船員福祉委員会( NSWB
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ダイアモンド・プリンセス号乗組員の本国送還開始

  横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号の乗組員70人が新型コロナウィルスに感染していたとITFは報告した。感染が判明していない残りの乗組員(主にフィリピン人とインドネシア人)は数日中に本国送還の手続きを開始する。  これに先立ち、ITFとイタリアのITF加盟組合、FIT-CISLは、船社と日本政府に圧力をかけていた。FIT-CISLは本船と団体協約を締結している。  2月21日、プリンセス