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市民のための公共交通政策
「市民のための公共交通政策」は、社会的な公共交通モデルを目指すITFのビジョンを示しています。ここに掲載されている28の政策要求は、公共交通の6つの重要課題(公有、公的資金、雇用とディーセントワーク、女性労働者、労働者がテクノロジーをコントロールする、気候変動)に関連するものです。各章は3種類のソース(ITFの既存の方針・声明、都市交通の最近の動向と経験、外部の組織や活動家の意見)に基づいて作成されています。外部組織が作成した章は、著者の意見を表したものであり、必ずしもITFやITF加盟組織の意見と一致しない場合があります。各章にはケーススタディや組合運動の参考資料、教宣資料も掲載されています
バス高速輸送システム(BRT)
バス高速輸送システム(BRT)は、過密都市のキャパシティと信頼性の向上を目指す公共交通システムである。関係企業が運行する大型バス以外は乗り入れできない専用レーンの敷設を基本とする。
BRTには、専用レーンに不随する道路、インターチェンジ、ターミナル、駅舎の新設も含まれる。 世界銀行や各国政府は、ナイロビ、ダカール、アビジャン等の多くの都市でBRTを奨励している。渋滞緩和、効率上昇、大気汚染の削減が見込まれるからだ。
ITFは、ターゲット都市において、BRTの開発に労働者の声を反映させ、インフォーマル労働からフォーマル労働への転換を交渉する取り組みを交通運輸労組と共に行っている
ITFの歴史
1896年に国際船舶港湾河川労働者連盟として設立されたITFは、1898年に組織対象を海事以外の交通運輸労働者に拡大し、現在の名称に改めました。
ITFのルーツは、1890年代初頭の船員労連や鉄道労連などを含む欧州の労働組合連合や、その後、1896~97年にロッテルダムとハンブルグで発生した港湾労働者のストライキに対する欧州の交通運輸労組の国際協力にさかのぼることができます。
国際連帯の精神と、「団結は力なり」という信念に基づき、ITFは設立されました。
労働組合運動が始まって以来、交通運輸労働者の労働条件改善を提唱する上で重要な役割を果たしてきたITFは、今日においても
連帯 - ITFの最初の100年
ITFの目的と価値観
ITFは社会的・経済的公正に支えられた世界、すなわち、すべての労働者が尊厳と敬意をもって平等に扱われ、誰もが恐怖や差別のない安全な環境で働くことができ、すべての労働者が経済的な富と繁栄の原動力として社会に認識され、その認識にふさわしい賃金が支払われる世界を支持しています。
交通運輸労働者は世界を動かしています。ITFは労働者の力を結集させ、より良い未来を実現しています。私たち自身と世界を前進させるために、権利、平等、正義を追及する活動に日々取り組んでいます。