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「世界貿易を支える陰のヒーロー」を応援するためにメーデーに船の汽笛を鳴らそう! ICSとITFが呼びかける
国際海運会議所(ICS)と加盟船主協会およびITFと215の加盟船員組合は、2020年5月1日のメーデーの現地時間12時に港に停泊中の船舶が汽笛を鳴らすことを世界の船員に呼びかけている。 メーデーは、労働者の貢献を称える日として世界の多くの国で認められている。 ICS と ITF がこの 連帯の行為を呼びかけているのは、コロナ禍以前から、食料、燃料、医療機器などの重要物資の供給を毎日行っている陰のヒーロー、世界の160万人の船員たちの貢献を認識させるためだ。汽笛を鳴らすには、必要な手続きを行い、許可を求める必要がある。 ICS のガイ・プラッテン事務局長は、
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コロナ禍で増加する船員遺棄
コロナ禍で船員遺棄事例が増加している。ジブチ港沖に係留するばら積み船2隻のギリシャ人船員3人を含むと船員22 人の遺棄もその一例だ。 リベリア籍のプトレメオス号とアリバス号の機関士は、ITF 、ギリシャ政府、保険会社が本国送還を要請しているにもかかわらず、遺棄されたままである。 アリバス号の一等機関士ディミトリオス・シアカスは、4月18 日にメッセンジャーアプリのWhatsApp で次のように語った。「もう8 か月間も係留したままだ。賃金も未払いで、港の外に出られない。金もない」 シアカスによると、アリバス号にはまだ11 人が船内に残されている
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コロナ後の回復に不可欠な労働者の資本
ITFのパディ・クラムリン会長とスティーブ・コットン書記長は、世界のITF加盟組合と、市民生活に不可欠な海運・港湾・鉄道・路面・航空・都市交通・水産・観光産業のサプライチェーンに従事する組合員2千万人を代表し、声明を発表した。
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ポッドキャスト: 新型コロナウィルスと公共交通の未来
ITF が最近、新型コロナウィルスについて配信した 特別ポッドキャスト では、都市交通労働者が果たす重要な役割について伝えた。 この放送の中で、国際公共交通連盟(UITP) のモハメド・メンザニ事務総長は次のように述べた。「この極めて困難な時期に、都市を生かし続けてくれているのは公共交通労働者たちだ。彼らは病院や介護施設など重要なサービスを提供する労働者のために働いている」 ITF 都市交通局長のアラーナ・デイブと行ったインタビューの中で、メンザニ事務総長は、今後は新型コロナウィルス危機の経験を踏まえて公共交通を形成していかなくてはならないと述べた。「都市交通で働く労働者は
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ITFと IATAが雇用と航空産業を守るために各国政府の支援を要請
ITF と国際航空運送協会(IATA )は、雇用を守り、航空サービスを維持するために、各国政府の支援を要請している。 航空業界は危機的状況に陥っている。国際航空旅客需要は8割減少した。航空会社は資金の流動性の問題に直面し、観光やサービス部門など、航空産業に直接的・間接的に依存している2 千5百万人の雇用をも脅かしている。 ITF とIATA の共同声明は各国政府に以下を要請している。 新型コロナウイルス感染者をケアする医療従事者の保護を優先すること 乗客と乗務員の安全を確保するための効果的な対策を政府間および航空業界と緊密に調整すること 航空労働者の労働条件の持続可能性を維持するために
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ITFと国際航空運送協会(IATA)の共同声明
ITF と国際航空運送協会(IATA )は、新型コロナウイルス感染によって命を落としたり、感染防止措置の影響を受けたりした航空労働者のご家族、ご友人、ご同僚の皆様に 心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 ITF とIATA は、新型コロナウイルス感染者のケアをする医療従事者の保護を最優先させることを各国政府に要請します。 また、乗客と乗務員の安全を確保するための効果的な対策を航空業界と緊密に調整するよう各国政府および衛生当局に要請します。そのために、ITF およびIATA は、世界保健機関(WHO )、国際民間航空機関(ICAO )、およびその他の主要機関と連携しながら
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新型コロナウイルスと交通運輸労働者の衛生設備利用
労働組合の交渉担当者のためのアドバイス 職場で適切な衛生設備を安全に利用できるかどうか、特に、勤務時間中に必要な時に利用できるかどうは、あらゆる交通運輸労働者、特に女性労働者が実感しているグローバルな問題です。新型コロナウイルスの感染が拡大している今日において、この問題が一層重要になっています。 衛生措置を含めた感染防止対策は、交通運輸労働者、労働組合、使用者、政府にとって緊急の課題となっています。 ロックダウンを実施する国が増える中で、交通運輸労働者は以下のリスクに直面しています。 運転手が長時間を車内で過ごすこととなり、トイレや手洗所を利用できない。
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ポッドキャスト:新型コロナウイルスと女性労働者
ITF がポッドキャストの 特別番組で、新型コロナウイルスが女性労働者に及ぼす影響について考察した。 ITF 女性交通運輸労働者に対する暴力撤廃プロジェクト担当者キム・ロハスがリサ・ケリーとエヴァ・グタに聞いた。 リサ・ケリーは ユニフォー労組 (カナダ)女性部長。エヴァ・グタはカナダの労働・市民運動の活動家。二人とも20 年以上にわたり、女性に対する暴力を撤廃させる運動に取り組んでいる。 エヴァ・グタは、新型コロナウイルスは女性特有の問題を引き起こしていると指摘し、次のように語った。「女性は家庭と職場を線引きすために、外に出て働く必要がある。しかし今
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<新型コロナウイルス> 海上労働者の重要な役割を訴えるウクライナ海運労組
ウクライナ海運労組( MTWTU )は、 ITF および国際海事使用者委員会( IMEC )の支援を受けながら、コロナ禍においても世界に生活必需品を届け続ける海上労働者の重要な役割を訴えている。 食料、医薬品、燃料のほか、様々な生活必需品が海上輸送で世界に運ばれてる。 MTWTU のオレッグ・グリゴリュク第一副議長は次のように語る。「世界の海上労働者がこのパンデックの最前線で働いている。国際社会が彼らの仕事にいかに感謝しているか、彼らの仕事が世界の都市、人々、家族にとっていかに重要であるかを伝えたい」 MTWTU は、海上労働者に組合のポスターと一緒に写真を撮り、
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