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ウーバーおよびギグエコノミーの将来に関する声明
ITF のスティーブ・コットン書記長による声明 「英国で働く運転手を『労働者』として分類すると火曜日にウーバーが発表したことは、ギグエコノミー労働者の権利をめぐるグローバル闘争の転機といえる。 労働者による何年にもわたる組織化、団結、訴訟の取り組みがあったからこそ、この変化が可能になった。今後、英国のウーバー運転手の賃金は上がり、その他の手当なども受け取る権利を得ることになる。これこそ、団結の力を証明している。労働者が団結すれば、万人のためにプラスの変化を生み出すことができるのだ。その一例として
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ハングリーパンダ運転手の歴史的勝利
ハングリーパンダ運転手がこのほど、より強い労働権の獲得に成功した。 半数以上のハングリーパンダ運転手が運輸労組( TWU )とともに、賃金引き下げに対する抗議運動を数週間にわたりに続けた結果、オーストラリアのフードデリバリー企業のハングリーパンダが待遇の一部変更に同意した。 賃金引き下げに抗議したことを理由に解雇された運転手2 名の復職と、以前の賃金レベルの復活と、全ての運転手を対象とした傷害保険の提供や、パフォーマンス管理分類システムの廃止など、賃金の引き上げを意味する 内容 を含む歴史的勝利といえる。 同社はまた、安全面やレーティングの問題を解決するために TWU
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裁判所、今も船長をスエズ運河のホテルに拘留
2 月 11 日、「これが私が書く最後のメッセージになるかもしれない」と MV ケナン・ミート号の船長がメールに書き綴った。緊急用の船内発動機が停止し、船が真っ暗になった瞬間だ。 「繰り返します。電気も水も食糧も船内にはありません」と船長は 3 日後にもメールを送った。 トルコ人船長のベヒービ・カーラはスエズ運河にあるエジプトのアダビヤ港で遺棄された 8,897 総トンのバルクキャリアに取り残された最後の人になった。しかし、全く一人だったわけでもない。 「船内には大量のネズミがいます」 「ネズミがうるさくて夜も眠れません。 12 日間、たった一人で生き延びるために懸命に頑張っています
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ニュージーランドの労働組合がフィジー船社の船員虐待への対応を要請
フィジーの警察当局がフィジー船社によるフィリピン人船員数十人の人身売買に対する捜査を開始したことを受け、ニュージーランドの交通運輸労組はニュージーランド政府の行動を求めている。 ガウンダー・シッピングは、フィジーのフェリーに乗り組むフィリピン人船員20人を雇用した。 ガウンダー・シッピングは月額 1000 米 ドルの賃金を約束したが、フィジー到着後の船員に支払った金額はこれを大幅に下回るものだった。 ガウンダー・シッピング は船員に25万豪ドルを超える未払賃金を支払うことを拒否している。 「何十人ものフィリピン人船員が、公正な賃金と労働条件を約束され
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3か月間のハンストで権利を取り戻した港湾労働者
長期間に及ぶ法定闘争と ITF 中南米地域事務所および港湾部の支援を経て、パナマ港湾労組(UNISITRAPOSPA )は補償金を勝ち取り、 3 か月間に及ぶハンストを終わらせた。 2019 年 4 月、マンサニロ国際ターミナル(MIT)の下請会社、 SERPA が閉鎖され、 84 人が失業した。MITは 10 人分の補償金しか支払えないと主張していた。 港湾労働者らは直ちに裁判を起こし、SERPAの銀行口座を凍結させた。その後、労働者への補償額がSEPRAの預金額を上回ることが判明したため、 MIT の銀行口座も凍結させた。 MIT の資金が利用可能となり、さらに5 0
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アルゼンチンが航空機乗務員の宇宙線被ばくを規制
アルゼンチン政府、アルゼンチン航空、航空労組が発行した指針で、宇宙線の被ばく量が年間 6mSv を超える航空労働者の飛行停止が勧告された。 過度の宇宙線被ばくはガンや流産などの健康問題と関連することが指摘されている。航空機乗務員の安全を守るためには、乗務員の被ばくレベルを監視し、健康への影響を定期的に検査することが非常に重要だ。 ITF 加盟アルゼンチン航空労組( AAA )は、2年以上前からこの勧告を要求してきた。 AAA 、アルゼンチン政府、アルゼンチン航空が協同発行した「テクニカルシート:民間航空における宇宙線被ばく」は、民間航空労働者の宇宙線被ばくの制限を勧告している。
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ITF、ICAOの新ガイダンスの迅速な採用を各国政府に要求
航空需要が急落を続け、新型コロナウィルスの変異種が広がりを見せる中、政府が導入した移動制限により、業界の好転の見通しが妨げられている。そこで、国際運輸労連(ITF)は、国際民間航空機関(ICAO)の航空回復タスクフォース(CART)が今日、採択した 最新のガイダンスを採用するよう、各国政府に求めている。 「世界のワクチン接種を加速するため、航空労働者を優先接種の対象に今すぐ入れる必要があることは明白だ。世界中の航空労働者が優先接種を求めている」とITFのスティーブ・コットン書記長は述べる。 「ITFはICAOが新たに発表したコロナ対応策、特に
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権利侵害に抗議するバンコクの空港労働者
バンコクの空港労働者は10 日、トイレ利用を含む基本的権利の剥奪に抗議の声をあげた。退職強要、恣意的な解雇、組合委員の雇用契約終了等も行われている。 タイ空港公社(AOT )が運営するバンコクの空港では、長年の経験を持つ労働者を維持しつつも、勤続年数に基づく評価や退職手当を回避し、コスト削減を追及する戦術がとられているようだ。 このような戦術は、コロナ禍を利用して、労働者の犠牲の下に利益を拡大しようとする企業の世界的動向を反映している。ITF はウィングスパン労組(WWU )とタイ空港労組(AWUT )に連帯し、彼らの闘いを支援している。 バンコクの空港でX 線検査を行っていた
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