ニュース 31 Mar 2020 キーワーカー(緊急時に不可欠なサービスを提供する労働者)が私たちを守ってくれるのは、私たちが彼らをも守れればの話 国際労働界のリーダー、国際労働組合総連合(ITUC)のシャロン・バロー書記長と国際運輸労連(ITF)のスティーブ・コットン書記長は、新型コロナウィルス危機にあたり、サプライチェーンで働く労働者を保護することの重要性について語っている。 詳細を見る
ニュース 31 Mar 2020 新型コロナウィルス: 世界各国の政府と企業に対するITFの要求 世界は新型コロナウィルス感染症の拡大で未曽有の課題を抱えている。世界中の政労使が協力し、被害を最小限に食い止めなくてはならない。 交運労働者はサプライチェーンを連結させ、世界を動かし続ける世界経済の活力の源であり、新型コロナウィルスの対応策を成功させるためになくてはならない存在だ。 船員、港湾労働者、トラック運転手、倉庫労働者、配送運転手などの交通運輸労働者は、必要な物資を必要な人に届けるべく、今日もこれまで以上に奮闘している。客室乗務員、パイロット、その他の航空労働者は、今も乗客が母国に帰れるようにサービスを提供し続けている。公共交通労働者は 詳細を見る
ニュース 30 Mar 2020 新型コロナウイルスとの闘いで重要な役割を果たす米国の海事組合 米国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、政府の拡散防止策を支援するために海事組合が奮闘している。 詳細を見る
ニュース 26 Mar 2020 想像してみて下さい -世界の160万人の船員からの公開書簡- 船員の生活:世界経済を動かし続ける「姿の見えない」労働者 世界の商品・製品の 90 %は海上輸送されています。毎日、世界の海で、 70,000 隻の船舶で 160 万人以上の船員が働いています。コロナウイルスのパンデミックが加速する中で、これらの船員が企業や人々の生活に不可欠な貨物や商品を運び、コミュニティを支えています。 石油、鉄、鉄鉱石等の原材料から医療機器や換気装置等の工業製品に至るまで、あらゆるものを東西南北に輸送しています。 ほんの数分間、自宅から遠く離れたところでこの地球規模の危機の最前線で働いている船員の生活や健康について考えてみて下さい。 彼らは狭い船内で、6~ 詳細を見る
ニュース 26 Mar 2020 <新型コロナウイルス> マースクに労働者の保護を要請 ITF は新型コロナウイルス関連で交通運輸業界全般に対する 要請を行った後、AP モラーマースクの株主総会で声明を出した。 この機器的状況において、交通運輸労働者の健康・安全を守るために、 ITF は陸・海のマースクのサプライチェーンに従事する労働者に対する責任を果たすように要請した。 マースクの船員、港湾労働者、タグボート労働者、内陸水運労働者を組織する ITF と ITF 加盟組合は、マースクに対して、感染防止のための個人用保護具の確保を求めた。また、労働者が感染後に拡散防止のために隔離された場合の賃金全額保障を要請した。 重要な製品や医薬品の輸出入を確保するためには 詳細を見る
ニュース 25 Mar 2020 世界を動かし続ける交通運輸労働者への謝辞 スティーブ・コットン書記長のメッセージ 交通運輸労働者の皆様 このような困難な時期に交通運輸労働者組織の書記長であることを誇りに思っています。新型コロナウィルスの流行拡大は、我々の生活やグローバルサプライチェーンが交通運輸労働者にいかに依存しているかを明らかにしました。 交通運輸労働者は目に見えないヒーローです。皆様が自らを犠牲にして社会に貢献していることは常に認識されているわけではありません。しかし、新型コロナウィルスとの闘いの中で、交通運輸労働者の皆様の多大なる貢献が明るみになっています。 交通運輸労働者は世界経済の生命線です。サプライチェーンを繋ぎ、世界を動かし続けています 詳細を見る
ニュース 24 Mar 2020 北アフリカの公共交通労働者の団結 アルジェリア、モロッコ、チュニジアの都市交通労働組合がチュニスで開催されたワークショップに参加し、 私たちの公共交通プログラム のもと、今後いかに協力していけるかを議論した。 FNTT 労組、UMT 労組、UGTT 労組から参加した活動家が、アルジェ、カサブランカ、チュニスのそれぞれの公共交通の現状について最新の情報を共有した。この3 つの都市全てに広範な鉄道、路面電車、バス、地下鉄があり、アルジェの場合はこれにケーブルカーとフェリーが加わる。 3 か国とも近年、公共交通の利用者数は増加しているものの、自家用車の利用拡大には追いついていない。 3 か国の労働者が直面している共通の問題の1 つに 詳細を見る
ニュース 24 Mar 2020 <コロナ危機> ITFとICSが国連機関に海運産業の支援策を要請 ITF と国際海運会議所 (ICS) は国連機関に 公開書簡 を送り、船員が果たしている重要な役割に対する認識強化を求めた。 この公開書簡は、国籍にかかわらず全ての船員を「キーワーカー(不可欠なサービスを提供する公共部門の従業員)」 とみなし、船員が世界貿易において果たしている重要な役割を加盟国政府が認識することを要請している。 また、以下の要請も行っている。 本件を当該ハイレベル会議の議題にすること 加盟国政府が三者構成の会議を開催し、船員が抱えている問題、特に、交代や移動に関する問題に対する解決策を直ちに見出すこと ITF 船員部会のデビッド 詳細を見る
ニュース 24 Mar 2020 ITF、船員の雇用契約延長に合意 新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大を受け、感染拡大を封じ込めるため、海外からの入国を制限する国が増えている。グローバル・サプライチェーンと世界経済全体が寸断されている今、国際海運は新型コロナウィルスの打撃を大きく受けている。 「世界の物資の 9 割が船で輸送されているため、海運業界はグローバル・ロジスティックス・チェーンの中で極めて重要な役割を果たしている。貿易が寸断されることを最小限に抑え、世界中の消費者が今最も必要としている食糧や医薬品が安定的に供給されるよう確保することが不可欠だ」と ITF のジャクリーン・スミス海事コーディネーターは述べる。 最近になり、欧州連合も他国と同様 詳細を見る
ニュース 19 Mar 2020 新型コロナウィルス 船員と乗客の健康を守る旗国の責任 新型コロナウィルスの影響が、海運産業、特にクルーズ産業に急速に拡大し、メディアにも大きく取り上げられている。 先月、 ダイアモンド・プリンセス号 が横浜港で隔離され、世界の注目を集めた。先週、 グランド・プリンセス号 の一部の旅客と乗員に感染が疑われたため、カリフォルニアで入港を拒否された。 今週、 ブレーマー号 はカリブ海の複数の港から入港を拒否され、立往生した後、キューバに入港を受け入れられた。運航会社のフレッド・オルセン・クルーズライン社は、 ブレーマー号がハバナ沖5マイル付近に停泊し、英国からのチャーター機を待ち、英国籍の乗客・乗員のみ下船させる予定であることを確認した 詳細を見る