ニュース 08 Apr 2021 主な投資家が間近に迫るデリバルーの上場を回避する中、フードデリバリー配達員がグローバル行動を開始した。 配達員が貧困レベルの賃金と会社による搾取にうんざりする一方、投資家はデリバルーのビジネスモデルはリスクが高すぎると述べている。 詳細を見る
ニュース 08 Apr 2021 船員交代問題に対するマースクの対応を称賛する。ただし、労働基準については改善を求める。 ITF は世界最大手のコンテナ船社に昨年の通知表-改善の余地のある通知表-を渡した。 ITF は本日(3月23 日)にコペンハーゲンで開催されているAP モラー・マースクの株主総会に年次報告書を提出した。株主総会の出席者は少数で、大半の株主がビデオで参加している。 世界中のマースクの労働者数万人を組織するITF は、各国政府の渡航制限により「船員交代問題」が深刻になる中で、定期的な船員交代を実現させているマースクの取り組みを称賛した。 「マースクは、船員交代に関して業界をリードしている。チャータラーや船社の中には責任を転嫁し 詳細を見る
ニュース 30 Mar 2021 女性に対する暴力根絶の第一歩は職場における暴力根絶 第65回国連女性の地位委員会(CSW65)が、「ジェンダー平等とすべての女性・少女のエンパワーメントの達成のための公的領域における完全かつ効果的な参加と意思決定及び暴力根絶」のテーマのもとに開催されました。以下はITFの声明です。 ITF女性委員会およびITFが組織する女性交通運輸労働者数百万人を代表して、第65回国連女性の地位委員会を契機に、「公的領域」における女性への暴力の根絶に向けた対策を検討していきたいと思います。「公的領域」は「政治的領域」よりも幅広いものであると我々は理解しています。 多くの女性にとって、職場は公的領域に従事できる最初の、かつ唯一の場所でしょう。しかし 詳細を見る
ニュース 30 Mar 2021 ミャンマー国軍による女性に対する暴力の責任を追及 ITF は、世界の181 の女性団体に加わり、ミャンマー国軍の責任追及を国連安全保障理事会に要請した。 女性団体らは公開書簡の中で、ミャンマー国軍による少数民族への暴力(女性に対する性暴力を含む)の歴史を強調し、2 月のクーデターで女性の権利の進展が失われることへの懸念を表明した。 公開書簡は、「公的領域における女性の平等な参加と意思決定及び暴力根絶」のテーマのもとにニューヨークで開催されている第65 回国連女性の地位委員会(CSW65 )に合わせて発表された。 女性団体らは 詳細を見る
ニュース 30 Mar 2021 権利のために闘い続けるバンコクの空港労働者 タイの労働大臣がバンコク空港の労働者虐待への対応を約束してから10 日が経過したが、進展はほとんど見られていない。 数百人の警備員が、トイレ休憩、昼食休憩、応急処置室の利用等の基本的権利を奪う契約変更に抗議していた。退職の強要、恣意的な解雇、組合役員の契約打ち切り等も行われていた。 労働大臣、タイ空港公社(AOT )、AOT 航空保安会社(AVSEC )は、組合との会議で、労働者の基本的権利の侵害を直ちに是正すると約束したが、労働者によると、この約束は果たされていないという。 今週アンケートを実施した242 人の労働者のうち65.3 詳細を見る
ニュース 29 Mar 2021 ウーバーおよびギグエコノミーの将来に関する声明 ITF のスティーブ・コットン書記長による声明 「英国で働く運転手を『労働者』として分類すると火曜日にウーバーが発表したことは、ギグエコノミー労働者の権利をめぐるグローバル闘争の転機といえる。 労働者による何年にもわたる組織化、団結、訴訟の取り組みがあったからこそ、この変化が可能になった。今後、英国のウーバー運転手の賃金は上がり、その他の手当なども受け取る権利を得ることになる。これこそ、団結の力を証明している。労働者が団結すれば、万人のためにプラスの変化を生み出すことができるのだ。その一例として 詳細を見る
ニュース 29 Mar 2021 ハングリーパンダ運転手の歴史的勝利 ハングリーパンダ運転手がこのほど、より強い労働権の獲得に成功した。 半数以上のハングリーパンダ運転手が運輸労組( TWU )とともに、賃金引き下げに対する抗議運動を数週間にわたりに続けた結果、オーストラリアのフードデリバリー企業のハングリーパンダが待遇の一部変更に同意した。 賃金引き下げに抗議したことを理由に解雇された運転手2 名の復職と、以前の賃金レベルの復活と、全ての運転手を対象とした傷害保険の提供や、パフォーマンス管理分類システムの廃止など、賃金の引き上げを意味する 内容 を含む歴史的勝利といえる。 同社はまた、安全面やレーティングの問題を解決するために TWU 詳細を見る
ニュース 26 Mar 2021 裁判所、今も船長をスエズ運河のホテルに拘留 2 月 11 日、「これが私が書く最後のメッセージになるかもしれない」と MV ケナン・ミート号の船長がメールに書き綴った。緊急用の船内発動機が停止し、船が真っ暗になった瞬間だ。 「繰り返します。電気も水も食糧も船内にはありません」と船長は 3 日後にもメールを送った。 トルコ人船長のベヒービ・カーラはスエズ運河にあるエジプトのアダビヤ港で遺棄された 8,897 総トンのバルクキャリアに取り残された最後の人になった。しかし、全く一人だったわけでもない。 「船内には大量のネズミがいます」 「ネズミがうるさくて夜も眠れません。 12 日間、たった一人で生き延びるために懸命に頑張っています 詳細を見る
ニュース 24 Mar 2021 ニュージーランドの労働組合がフィジー船社の船員虐待への対応を要請 フィジーの警察当局がフィジー船社によるフィリピン人船員数十人の人身売買に対する捜査を開始したことを受け、ニュージーランドの交通運輸労組はニュージーランド政府の行動を求めている。 ガウンダー・シッピングは、フィジーのフェリーに乗り組むフィリピン人船員20人を雇用した。 ガウンダー・シッピングは月額 1000 米 ドルの賃金を約束したが、フィジー到着後の船員に支払った金額はこれを大幅に下回るものだった。 ガウンダー・シッピング は船員に25万豪ドルを超える未払賃金を支払うことを拒否している。 「何十人ものフィリピン人船員が、公正な賃金と労働条件を約束され 詳細を見る