ニュース 21 May 2020 ITF加盟組合とドイツ政府の支援の下、TUIクルーズが乗組員の本国送還を開始 ITF加盟船員組合、ドイツ政府、ドイツの船員福祉団体の支援を受け、TUI クルーズはマインシフ3号の乗組員の本国送還を開始した。 詳細を見る
ニュース 20 May 2020 ITFは労働者と乗客にとって安全な空港を求める コロナ禍は 誇張されている。業界の細分化や下請け・外注による非正規雇用の拡大など、空港労働者が現在直面している問題はコロナ禍が生み出したわけではない。今日、コロナ禍で多くの労働者が勤続年数にかかわらず一時解雇され、何の補償を受けることもなく、生計手段を失っている。 既存のビジネスモデルや雇用モデルはもはや目的に合致せず、労働者にとっても乗客にとっても適したものとは言えない。 下請けや外注は、コロナ禍において求められる安全衛生措置の実施・評価も妨げている。空港において、搭乗客はチェックインからセキュリティ・チェック、ボーディングまで、他人と接触する地点をいくつか通過しなければならない 詳細を見る
ニュース 19 May 2020 コロナ禍:感染リスクに直面していた乗組員の下船を実現 ウルグアイのITF 加盟交通運輸労組(UTT )、チリのフアン・ビジャロン・ジョーンズITF インスペクター、ITF 中南米地域事の取り組みが功を奏し、ウルグアイ当局が、乗組員の新型コロナウイルス感染が判明し公海上で2か月間停泊していたバハマ籍のクルーズ船グレッグ・モーティマー号(IMO 9834648 )の乗組員を下船させるための人道的許可を下した。 世界保健機関(WHO )が新型コロナウイルスのパンデミックを宣言した4 日後の 3 月15 日、グレッグ・モーティマー号はアルゼンチンのウシュアイア港を出港した。その 1 週間後に初めて乗客に症状が現れた。しかし 詳細を見る
ニュース 18 May 2020 舵を失った船-マニラ湾沖で遺棄されたタンカー乗組員 スペイン籍のセラノヴァ号( IMO 9268394 )の乗組員15人は、本船がマニラ湾沖に係留したまま遺棄されている。本船には舵、食料、飲料水、電気、照明、Wi-Fi、冷蔵庫、GPS、防犯灯、安全灯もない。 乗組員らは、携帯電話の電池残量が少なくなる中、緊急支援を求め続けている。本船の燃料、ディーゼルオイル、食料、飲料水、医薬品は残り僅かとっており、乗組員の命が危険にさらされている。 乗組員のペドロは5月10日にITFに次のようにメールを送った。 「我々は強い人間だが、疲れ果てている。悪天候下の走錨も心配だ。現在の状況は危険すぎる。月曜日までは何とか頑張るが 詳細を見る
ニュース 14 May 2020 クルーズ船乗組員、さらに2名の命が犠牲に 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、船員の問題が深刻化する中、リーガルプリンセス号の若い女性乗組員の自殺とマリナーオブザシーズ号の若い中国人男性乗組員の死亡が報告された。ITFは深い哀悼の意を表明した。 詳細を見る