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ライアンエアの客室乗務員の雇用を守る英労組ユナイト

ニュース

 5月、ライアンエアはコロナ禍による航空需要の低迷により、欧州全体で3,000人の雇用を削減すると発表した。以降、当該労組は労働者とその家族への影響を緩和させるために、ライアンエアと交渉を続けてきた。

 ユナイトとの新協約では、客室乗務員の賃金は一時的に引き下げられるが、雇用は維持される。職種により、5%~10%の賃下げが実施されるが、2023年と2024年の2段階で元の水準に戻される。ライアンエアの業績回復が早ければ、これがさらに早まる。

 ユナイトの新協約は、ITFETFライアンエア労組グループが最近採択した新しい交渉の枠組みを反映している。ライアンエアに提案されたこの枠組みは、ライアンエアとグループ内全労組とのオープンかつ公正な対話の必要性が強調されている。

現場の声

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英国の鉄道の再国営化:労働組合の声

労働党政権による鉄道再国営化の決定は、民営化という世界的な潮流からの重要かつ歓迎すべき転換である。再国営化は「第 4 次鉄道パッケージ」等の EU 指令に組み込まれた EU の政策アジェンダとの決裂をも意味する。  この政策転換は、 ITF 加盟鉄道労組-全英鉄道海事交運労組( RMT )、機関車技師・機関助手協会( ASLEF )、交通運輸従業員組合( TSSA )-