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ウィズエアーに対するルーマニア最高裁判決を歓迎

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 2014年、ウィズエアーの従業員19人が組合結成を会社に通知したところ、その直後に解雇された。この懲罰行為は、結社の自由に関する国際基準のみならず、ルーマニア政府が設置する反差別全国協議会の助言に反するものである。

 2016年、下級裁判所で従業員側の主張が認められたが、ウイズエアーは上訴した。当該労組のアエロリミット・プロフェッショナル(略称アエロリミット)は、アエロリミット組合員や他の航空労働者の基本的権利を促進するものとして、最高裁の判決を歓迎している。

 ITFは、アエロリミット結成以来、組合と組合員を支援してきた。今回の判決は、合法的な組合活動を認めるものとして、重要な意義を持つ。特に、ITFが力を入れているライアンエア・キャンペーン推進の観点からも意義深い。ローコストキャリアも他の航空会社と同等の基本的労働基準を受け入れなければならないことが示された。

 

現場の声

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英国の鉄道の再国営化:労働組合の声

労働党政権による鉄道再国営化の決定は、民営化という世界的な潮流からの重要かつ歓迎すべき転換である。再国営化は「第 4 次鉄道パッケージ」等の EU 指令に組み込まれた EU の政策アジェンダとの決裂をも意味する。  この政策転換は、 ITF 加盟鉄道労組-全英鉄道海事交運労組( RMT )、機関車技師・機関助手協会( ASLEF )、交通運輸従業員組合( TSSA )-
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女性のための行動を加速させる

国際運輸労連(ITF)は国際女性デーを迎えるにあたり、女性が交通運輸、組合、意思決定のいずれの場においても、その一員であることを再確認する。 ITFは昨年の大会で、ITF女性委員会25周年を祝った。この25年で得た学びと知恵を活かしながら、ITFは前進を続ける。これまでに築かれた強固な基盤の上に、次の25年、そしてその先に向けて、世界中の女性交通運輸労働者の権利を向上させる決意を新たにする。