Skip to main content

「交通運輸労働者がいるところならどこにでも」

ニュース 18 Jun 2019

 スリランカ船員組合(NUSS)は、その名称に反し、船員だけのものではない。

 2018年以来、NUSSは非正規の港湾労働者、漁船員、ロジスティクス労働者、そして最近では自営タクシー運転手を組織してきた。

 「これらの労働者を組織するのは非常に難しいので、他の労働組合は組織化に消極的だった。チェックオフ制度はなく、請負業者は皆、政治的関係が強い」とパリサ・アツコラール書記長は語った。

 NUSSは14,800人の船員組合員に加え、3,500人を新たに組織した。

 

{"preview_thumbnail":"/sites/default/files/styles/video_embed_wysiwyg_preview/public/video_thumbnails/nb2WI3bx-wM.jpg?itok=UJprSKd_","video_url":"https://www.youtube.com/watch?v=nb2WI3bx-wM","settings":{"responsive":1,"width":"854","height":"480","autoplay":0},"settings_summary":["Embedded Video (Responsive)."]}

 NUSSに加入したことで、これらの労働者は次のような利益を享受できるようになった。

 •全国レベルの最低賃金および部門別最低賃金

 •港湾労働者の安全装置の改善

 •病気休暇や有給休暇などの労働条件の改善

 最近の勝利は、タクシー運転手と運送会社You Cabsの間の覚書締結だ。NUSSに加盟する非正規労働者の組合「タクシーの所有者および運転手の権利を保護する全島協会(AIAPORD)」がYou Cabsと締結した。

 AIAPORDのチャリス・アタナポラは、「約1年前、ウーバーに対してストを実施した。その時、ITFやNUSSから連絡を受けた。ITFやNUSSは、ウーバーのような会社と闘う方法や、政府に規制を要請する方法を助言してくれた」と語った。

{"preview_thumbnail":"/sites/default/files/styles/video_embed_wysiwyg_preview/public/video_thumbnails/zoWOniEnfpU.jpg?itok=TIkoohTQ","video_url":"https://www.youtube.com/watch?v=zoWOniEnfpU","settings":{"responsive":1,"width":"854","height":"480","autoplay":0},"settings_summary":["Embedded Video (Responsive)."]}

 NUSSの次の目標は?他部門の組織化を続けることか?

 「交通運輸なら何でも、交通運輸労働者がいるところならどこでも、我々は足を運ぶ」とアツコラール書記長は述べた。


 

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース 28 Jun 2024

チリの労働運動に大きな打撃

 国際運輸労連 (ITF) はチリの全国鉄道旅客貨物輸送労連 (FNTF) のホセ・ ボニン委員長の死去にショックを受け、悲しみに暮れている。  ボニンは 6 月 20 日未明、列車二台の正面衝突事故の犠牲となった。銅 1,346 トンを積載した貨物列車を運転していた。  初期の報道によると、チリ国鉄 (EFE) の試運転列車と私鉄フェパサの貨物列車が衝突した。  ITF のスティーブ
ニュース 記者発表資料 10 Jun 2024

不透明な船籍ビジネスの代償を払わされる船員

紅海で発生した事件は、「便宜置籍船」の増殖を許すことの危険性を示している。 ITF マリタイム・コーディネーターの ジャクリーン・スミス – アルジャジーラ による報道。 4 月 13 日、イラン・イスラム革命防衛隊の海軍部隊が、ホルムズ海峡でポルトガル船籍のコンテナ船、 MSC アリエス号を拿捕し、乗組員を拘束した。本船はスイスに本社を置くメディタレニアン海運会社が、イスラエルの大富豪エアフ
ニュース 06 Jun 2024

「組合か仕事かどちらかを選べ」と言われた港湾労働者たち

 トルコの港湾労働者は、敵対的な使用者から、自ら組合を選んで加入する権利を攻撃されている。  ボルサン港の港湾労働者は 3 月、港湾労組の リマン・イシュ に加入した。使用者のボルサン・ロジスティック AS はこれを受け、 6 人を解雇した。この6人はその後、地元の政治家の介入により、復職した。  5 月 21 日、同社は労働者が自ら選んだ組合に加入する権利を尊重するという約束を反故にし、 37