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ITF女性委員会が活動を強化

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シンガポール世界大会後初の女性委員会が開催され、スローガン「この世界は私たちのものでもある」を確認した。

  各部会・地域の女性指導者で構成される女性員会は、シンガポール大会で承認されたITFの主要プロジェクトおよびキャンペーンの推進と、以下の二つの優先課題に取り組むための活動強化を決定した。

  • 交通運輸産業におけるジェンダーに基づく職業分離の撤廃
  • 世界、地域、国、産業レベルでの女性交通運輸労働者に対する暴力の撤廃

 また、これらの活動の一環として、職場における暴力やハラスメントに関するILO条約・勧告の実現に向けた運動へのコミットメントを再確認した。 

 デジタル格差や全ての交通運輸労働者に良質な衛生施設を確保することの重要性についても議論した。 

 さらに、シンガポール大会以降の以下の成果を祝した。

  ダイアナ・ホランドITF女性委員会議長は次のように語った。

  「素晴らしい委員で構成される女性委員会は、全ての女性交通運輸労働者のために変化を起こすという任務の下、向こう5年間活動していく」

 「女性交通運輸労働者の問題を全てのITF活動の中心に据える。女性労働者を歓迎する交通運輸産業は、全ての労働者にとってよい産業となるだろう」

現場の声

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英国の鉄道の再国営化:労働組合の声

労働党政権による鉄道再国営化の決定は、民営化という世界的な潮流からの重要かつ歓迎すべき転換である。再国営化は「第 4 次鉄道パッケージ」等の EU 指令に組み込まれた EU の政策アジェンダとの決裂をも意味する。  この政策転換は、 ITF 加盟鉄道労組-全英鉄道海事交運労組( RMT )、機関車技師・機関助手協会( ASLEF )、交通運輸従業員組合( TSSA )-