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国際民間航空機関(ICAO)第40回総会にITF加盟組織の専門家が参加し、大きな成功を収めた。
14か国の組合の専門家25人(青年と女性を含む)が、向こう3年間の国際航空政策を決定するICAO総会に参加した。
総会では、ITFが提出した以下の意見書が採択された。
- 5月31日を国際キャビンクルーデーとし、客室乗務員が果たしている重要な役割を認識することを提案する意見書
- 国際航空運送協会(IATA)および国際航空操縦士協会連合会(IFALPA)と共同提出した、乗客の迷惑行為とモントリオール議定書の批准促進に関する意見書
国際キャビンクルーデーは、オーストラリア、アルゼンチン、フランス、パプアニューギニア、ナイジェリア、スペイン、アルジェリア、ロシア、トルコ、ニジェール、レバノン、アイルランド、モザンビーク、IATA、ギリシャ、エリトリア、メキシコに支持された。
ITF代表団は、「飛行場のグランドハンドリングサービスの提供」と題する「スカイトーク」にも参加した。ここでは、ICAOの担当者がグランドハンドリング部門の計画について説明した。
さらに、以下についても発言も行った。
- 自由化推進のリスク
- 持続可能な航空産業に向けた公正な移行の必要性:革新的な変化を導入することに消極的なICAOと各国政府の姿勢を質した
ITF民間航空部会のジョセフ・タイベリ議長は次のように語った。「総会に参加した全てのITF加盟組合と準備にかかわってくれた全ての人に感謝したい。何年も前からの準備作業が今回の成功につながった」
「しかし、我々の活動はここで終わることはない。ITFの意見書をしっかりと実施させするとともに、2022年の第41回総会に向けて準備を開始する」
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