国際運輸労連(ITF)には、不正と暴力に立ち向かい、権利、民主主義、平等、平和を推進してきた誇り高き歴史があります。
長年にわたりパレスチナに連帯し、パレスチナの労働組合とともに活動し、正義、尊厳、平和を求める彼らの闘いを支援してきました。
今日、我々の仲間であるパレスチナの組合は、かつてないほど国際的な支援・連帯を求めています。
パレスチナの状況は悲惨です。イスラエルの無差別砲撃により、ガザでは罪のない何千人もの命が奪われ、何百万人もの人々が行き場を失っています。イスラエルによる包囲が続いているため、ガザの人々は燃料、水、電気などの必要不可欠なサービスや食糧・医薬品を手に入れることができません。ヨルダン川西岸地区では、暴力や種々の制限が加速し、何百人もの命が失われています。労働組合が組合員を支援することはほぼ不可能になっています。
30人以上の国連特別報告者がパレスチナ人大量虐殺のリスクを 警告しています。
ITFは国際社会の大多数とともに、停戦および持続可能かつ長期的な和平を求めていますが(ITFの声明参照)、このたび、パレスチナの交通運輸労働者とその家族および労働組合の喫緊のニーズを支えるために基金を設置しました。
今すぐ寄付し、パレスチナの組合への連帯・支援を表明して下さい!
パレスチナ連帯基金はパレスチナ労働組合総連盟(PGFTU)と緊密に協力しながら、アラブ地域の交通運輸労組とともに、国際的に認められた人道支援組織を通じて、ガザのパレスチナ人の仲間たちに人命救助に必要な物資を届けるために使用されます。エジプトの運輸労組は救命物資を搭載するトラックをできるだけ多く提供することを約束しています。
また、国際労働機関(ILO)と協力しながら、緊急救援、長期的な復興、 パレスチナ人労働者の社会保護に焦点を当てた3段階のプログラムを実施するためのILOの緊急資金援助要請に協力します。
寄付金はこれらの取り組みを支援するために使われます。
寄付金の協力者が直接的な利益を受けることはありません。