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持続可能性

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「マラケシュポリシー」で海事労働者の労働条件改善のための基準を設定

 外航船員の権利と労働条件の新たな基準が設定され、 ITF の便宜置籍船 (FOC) キャンペーンは大きく前進した。  本日、 ITF 船員・港湾合同総会で採択された「マラケシュポリシー」は、 ITF の FOC キャンペーン の基盤となるものだ。  このポリシーは、2010 年にメキシコシティで開催された 第 42 回ITF 大会で メキシコシティポリシー が採択されて以降
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漁業者の権利を確保するために「非適合船籍」と闘う

「非適合船籍(FONC) 」の撲滅がITF 水産部会の活動の中心となる。  本日マラケシュで開催されたITF 大会で、国際運輸労連(ITF )が「非適合船籍(FONC) 」と呼ぶ船籍に対する動議が採択され、FONC に対する大規模なキャンペーンが開始されることとなった。  世界で最も危険かつ搾取的な産業として広く認識されている水産業では、世界中で漁船員が日々、命の危険にさらされ、搾取され
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港湾労働者は「ITFの6つの要求」を実現する

 港湾労働者がマラケシュで一堂に会し、権利、安全、労働基準を守る闘いを決意した  国際運輸労連(ITF) の世界大会で議論されている 6 つの要求 は 、 ITF 港湾部会の中核的活動となる。本日開催された港湾部会総会でもこのことが確認された。  世界の港湾労働者が直面している諸問題は、ITF が掲げる 説明責任 、 平等 、 権利 、 安全 、 持続可能性 、 仕事の未来
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カナダ初の完全電動タグボート - 気候変動対策に労働者と先住民が関与

 2023 年8月 14 日 ( ロンドン ) - 間もなく運行が開始されるカナダ初の完全電動タグボートは、労働者、先住民、企業が協力して気候変動対策に取り組んだ一つの事例だ。   カナダの ITF ・ FOC キャンペーンコーディネーターのピーター・ラヘイは、持続可能な交通運輸とハイスラ族の雇用創出の両方に資する、 ILWU 第 400 支部のこの取り組みについて次のようにコメントした。  
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COP26後の気候変動対策を各国政府に要求する交通運輸労働者

 グラスゴーで開催された COP26 が十分の成果をおさめられなかった今、気候正義を求める世界の労働組合の闘いは未だかつてないほど重要になっている。  COP26 の重要な任務は、世界の気温上昇を 1.5 度に制限するための信頼できる計画を示すことだった。しかし、全関係者が合意した「グラスゴー気候協定」は、気候危機の規模の大きさは認識しているものの、具体的な対策は乏しい。このままいけば
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コロナ禍と持続可能な交通運輸に関するITFの声明

 コロナ禍は全社会に大きな課題を突き付けている。世界中が対応に追われる中、一部の政府は温暖化対策を先送りする誘惑に駆られていることだろう。しかし、我々の将来はコロナ禍との闘いだけでなく、気候変動との闘いにもかかっている。経済再建と同時に、持続可能な脱炭素社会の実現を目指して、未来を再建していかなければならない。そうでないと、一層大きな危機に直面するだろう。