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タンザニアのITF加盟組織が、ダルエスサラームのボダボダ(バイクタクシー)の組織組合と覚書(MoU)を結び、組織人員が250人増えた。
覚書は、2月20日にタンザニアの通信運輸労働者組合(COTWU-T)とマタンギニ・ミチュングワニ・キンゴンゴ(MMK)組合が締結した。
COTWU-T組合は、2018年10月からMMK 労組の執行部との議論を強化し、ボダボダの運転手を対象にインタビューや調査を実施してきた。この間、12名から成るMMKの執行部は、ボダボダ運転手のための教育プログラムの欠如、交渉力の弱さ、社会的保護の欠如などの問題を提起していた。
ITF執行委員も務めるCOFWU-Tのジュリアナ・ムパンデュジ事務局長は次のように述べた。
「このMoUを歓迎する。組合員が増えれば、今後も全ての労働者の労働条件を改善していく中で、友誼団体やパートナー組織、政府機関に対してより強い交渉力をもてるからだ」
アフリカ全土を通じ、インフォーマルセクターで働く労働者は多い。ダルエスサラームでさらに5万人以上が組織できる可能性があるため、COTWU-T組合は野心的な教育・組織化プログラムに着手し出した。
ITFアフリカ地域事務所のアナ・カルメ副部長は次のように述べた。「2018年10月のITF世界大会で採択された主な戦略の1つである『現場組合員の活性化』に合致もしているため、この動きを歓迎する。ITFのインフォーマルセクターを対象としたプロジェクトと加盟組合のメンタープログラムがアフリカで成果を出し続けていることを誇りに思う」
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