Skip to main content

カメルーン沖で乗組員4人が海賊に誘拐される

ニュース

 2019年3月30日に発生したコントシップ・オーク号乗組員誘拐事件は、海賊・武装強盗のホットスポットとなっているギニア湾で発生した誘拐事件の最新事例だ。

 国際海事局(IMB)の最近の報告は、コートジボワールとコンゴ民主共和国の間の海域での海賊行為の発生が昨年から倍増しており、危険が高まっていることを強調している。

 デーブ・ヘンデルITF船員部会議長は次のように語った。「4人の船員とその家族に思いを馳せている。全ての関係者がストレスを抱えている。喫緊の対応が求められる。

 現在、詳細が明らかになるのを待っているところだが、悪名高きギニア湾で船員の命が危険にさらされることがあってはならない。海運業界は、沿岸国に対して、船舶の安全な通航と係留を確保する義務を果たすよう、再三要請している。

 船主が安全対策を強化し、武装警備員を船内に配備するのを拒否することは、船員の命を危険にさらすだけでなく、ギニア湾の沿岸国の経済にとっても逆効果だ。

 今は、船員と船主に負担がのしかかっている。これを是正しなければならない。ギニア湾の沿岸国政府がITFや海事業界と連携し、効果的な解決策を見出すことを求める」

 

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース

ディーセント(衛生的な)トイレへの安全なアクセス:交通運輸労働者の基本的権利

毎年 11 月 19 日の「世界トイレ・デー」は、世界中で衛生面の危機に取り組むための行動を喚起する機会だ。 適切なトイレ施設や衛生設備への安全なアクセスと、最も重要なこととして、必要な時にそれらの施設を利用できる必要性は、広く世界中の交通運輸労働者が強く感じている問題だ。 世界的な衛生危機は世界人口の約半数に影響を及ぼしているが、私たちの生活と経済を動かしている交通運輸労働者にとって
ニュース

2024年ITF世界大会、平和、労働者の権利、国際連帯への大胆なコミットメントで閉会

マラケシュで開催された2024年ITF世界大会の歴史的最終セッションでは、全世界の交通運輸労組の揺るぎない決意を再確認し、今後5年間のITF戦略を策定する重要な動議を採択し、役員の選出も行った。 労働者の力を高め、搾取と分断を進める勢力に対抗することに明確な焦点を当てた今大会は、激動の増す世界において、正義、平等、連帯のテーマを定め、譲ることのできない一線を明確にした。その中心にあるのは
ニュース

ミレイ政権(アルゼンチン)の反労組の法律に抗議し、交通運輸労組がスト

 ITF は本日ストを決行するアルゼンチンの交通運輸労働者に連帯を送る。  アルゼンチンの交通運輸労組は、ハビエル・ミレイ大統領の労働者に対する攻撃(緊縮財政、スト権に対する攻撃、反労組の政策等)に抗議している。  ミレイ政権は、投資家に減税を施し、大企業に迎合する一方、国営のアルゼンチン航空を民営化して、補助金を撤廃しようとしている。  これまで