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トラック運転手による大規模デモを応援するため、ITF代表団がオーストラリアを訪問している。
オーストラリア交通運輸労組(TWU)の抗議行動の一環として、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレードにトラックが集結した。
トラック運転手は、トラック運送の安全性と公平性を要求している。オーストラリアでは、先月だけで、9人のトラック運転手を含む27人がトラック事故で死亡た。
トラック運転手は、長時間労働、スピード違反、休憩・休憩時間違反を強いる経済的圧力に抗議している。
トラック運転手のトニー・マシューズ氏は、「適切な賃金をもらえなければ、トラックを維持することはできず、休憩も取れない。全ての運転手が安全に運転できるよう、早急な改革を望む」と述べた。
シドニーのデモに参加したノエル・コードITF内陸運輸部長は、「オーストラリアやその他の国で、ALDI(アルディ)等の多国籍企業は、自社のサプライチェーンで働く運転手に責任を負うべきだ。トラック運転手と全ての道路利用者の安全を確保する運賃・賃金が求められている」と述べた。
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