Skip to main content

アルゼンチンの反労働者法、違憲と判断される

ニュース

アルゼンチンの全国労働裁判所は、ミレイ政権による必須・緊急法令(DNU)とそれに付随する反労働者的な法律を違憲と判断し、APA航空労組の訴えを支持した。 

 

2023年、ミレイ大統領はDNUを発表し、人権と労 働権を擁護する労働組合の正当性を排除し、労働組合の活動を低下させ、労働条件と労働者の安全を軽視している。 

ITF加盟組合のAPAが取った合法的行動からも、DNUが労働問題には適用できないことが示された。個人および集団の労働権は憲法の保護のもとに保証されているからだ。 

ITF民間航空部会のガブリエル・モチョ部長は、次のように述べた。「アルゼンチンでは今、ミレイ大統領が反組合的政策を導入・強要しており、人権と労働権が危機にさらされている。しかし、加盟組合はITFの支援を受け、長年にわた り組合が闘争の末に築いたものが一掃されることは許さない」

ITFのエドガー・ディアス中南米地域部長も、次の ように述べた。「労働権を守る決意と闘争の模範を示したAPAの行動を称賛する。アルゼンチンの加盟組合にとって困難な時期だが、 ITFは彼らと連帯し、闘う仲間を支援するため、これからも、あらゆる局面に立ち会うつもりだ」 

現在、適用が停止されているDNUは、最近、アルゼンチン航空のケースで見られたように、 政府系企業の民営化についても規定している。 

ITF加盟組合のAPAAPLA(航空パイロット組合)、UPSA(航空会社上級専門職組合)は、アルゼンチン航空の将来を案じ、民営化案に反対して数回の抗議行動を実施し、民間航空の雇用を守るための闘いを続けている。 

アルゼンチン労働総同盟(CGT)およびアルゼンチン中央労働組合(CTA)が、この改革に反対し、異議申し立て状を提出したところ、労働控訴裁判所はこれを支持し、改革は一時的に停止されている。 

 

現場の声

ニュース

韓国の交通運輸労働者、民主主義と 安全な労働条件を求めてスト

韓国の運輸・公共部門の労働者 2 万人が、政府の行動に抗議し、労働条件の改善を求めてストライキ集会を開催している。 12 月 7 日(土)、交通運輸と公共部門で働く韓国公共運輸労連 (KPTU) の組合員が国会前に集結し、政府に抗議し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾を求める合同ストライキ集会を開催した。 12 月 3 日に大統領が突如、戒厳令を発布し、政治活動や市民の自由
ニュース

ITF、韓国の労働者の権利と民主主義を要求

国際運輸労連 (ITF) は、韓国で違法に戒厳令を施行しようとした尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の試みを強く非難する。 ITF に連なる 1,650 万人の交通運輸労働者は、民主主義を守るための闘いを続けている韓国の労働者に揺るぎない連帯を示している。 ユン大統領による火曜日の違法な戒厳令の発令に、世界は衝撃を隠せない。ユン大統領は、 1980 年代の軍事独裁政権を彷彿とさせる言葉を使い
ニュース

国連「パレスチナ人民連帯国際デー」にあたり、パレスチナの平和と正義への決意をITFが再確認

 国際運輸労連 (ITF) は、今日のパレスチナ人民連帯国際デーにあたり、パレスチナ人民の平和と正義、人権と尊厳、民族自決の擁護に向けた揺るぎない決意を改めて表明している。 早急な行動の呼びかけ  ITF は改めて以下を 早急に要請する 国際人道法を全面的に尊重し、 即時かつ恒久的に停戦すること 。 人道回廊の設置と継続を含む、 妨害なき人道的アクセスの確保。 すべての人質と