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ITF会長・書記長の年末のご挨拶

ニュース

パディ・クラムリン会長

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 ユニオンセントラル(労働組合運動の中心地)からご挨拶させていただきます。ユニオンセントラルは、世界のあらゆるところに存在し、ITFと共にあります。私はシドニーに、スティーブはロンドンに、そして、働く皆様は世界の様々な場所で活動しています。

 しかし、私たちには共通の課題があります。今、北米、南米、欧州で、政治が大きく揺れています。社会正義を中心とする社会民主主義の崩壊を私たちは目の当たりにしています。

 私たちこそ運動の主体です。私たちがITFです。私たちは世界2千万人の交通運輸労働者を代表して、最前線で闘います。出身地、性別、人種、年齢などは関係ありません。

 私たちには変化を生み出す力があります。そして、声を上げます!行動の声、理性の声、再分配の声、社会正義の声です!

 私たちはサプライチェーンを組織する労働組合です。私たちが国際経済を動かしています。私たちは厳しい闘いに挑むことを恐れません。私たちは合意に達することも恐れません。

 私たちは交通運輸労働者を代表する世界の声であり、私たちの声が否定されることはありません。

 私たちは労働者階級の運動です。自分たちの生活、そして家族の生活に変化をもたらすそうとする労働者の運動です。変化をもたらす唯一の方法は国際的な協力です。

 団結し、集団として考え、話し合えば、敵のアジェンダと闘うこともできます。私たちが世界を作るのです。私たちの世界は、過熱するものでもなければ、物や仕事や機会を奪うものでもありません。環境、都市、コミュニティを破壊するものでもありません。

 自分たちで世界を作る、これは素晴らしいことです。年末のこの時期、私たちが築き上げる世界に思いを巡らせましょう。信仰・宗教は関係ありません。自分を信じ、決意し、確認し、

 共に前進しましょう!共に闘いましょう!

 それでは、良い新年をお迎えください!

 

スティーブ・コットン書記長

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 シンガポール大会を終え、3つの中核的課題、つまり、組織拡大-世界中でITF加盟人員は増加しています-キャンペーン、オルグに取り組んで参りました。

 私たちの運動によって、プラットフォーム労働者の現状を打破することが非常に重要です。全ての労働者がディーセント・ワークを勝ち取るために、青年が運動を率いることが非常に重要です。

 船員部会では、若いカデット(見習い船員)の質の高さをアピールし、彼らに機会を与える取り組みが実施されています。

 港湾部会では、港湾の民営化や自動化を企てる多国籍企業との闘いが行われています。

 キャンペーンに関しては、世界各地で革新的・創造的なキャンペーン、特にあらゆる交通運輸部門の基準引き上げを目指すグローバルサプライチェーンのキャンペーンを展開してきました。

 今年は特に女性部にとって素晴らしい一年となりました。「トイレ利用の権利」キャンペーンが世界各地で展開されました。

 「私たちの公共交通」キャンペーンでは、バス高速輸送システム(BRT)に労働者の意見を反映させるために、世界各地、特にアフリカとアジアで新規プロジェクトが立ち上げられ、オルグが実施されました。

 労働者保護のための、世界、国、地域レベルでの政策提言も行われました。6月にはILOで第190号条約が採択されました。職場のハラスメントやいじめを阻止するこの条約は、交通運輸労働者だけでなく、あらゆる労働者にとって大きな意味を持ちます。

 路面運輸部門では、基準引き下げ競争を阻止するために、デューデリジェンスや監査の新しいモデルの提唱や経済的使用者の責任追及を行いました。

 これまでと同様、鉄道民営化反対も提唱してきました。特にインドなどでは、我々のあらゆる力と影響力を行使して、鉄道の仲間たちを守る運動を行ってきました。

 民間航空部会では、航空産業のあらゆる部門を代表し、ICAO総会で安全規制の強化を訴えました。

 今年1年、いろいろな成果を上げることができました。2020年はさらに大きな1年となるでしょう。

 仕事の未来に関する戦略の構築を既に開始しました。あらゆる部門と連携しながら、実施計画を立てているところです。技術変化の中で、労働者の権利を守るために闘います。

 執行委員会では、持続可能な交通運輸に関する重要な決定がなされました。気球規模で発生している温暖化の危機を傍観しているわけにはいきません。我々交通運輸産業は、この問題に関して、責任あるプレーヤーであることを確認する必要があります。

 最後に、皆様方に心より御礼を申し上げたいと思います。ITFは素晴らしい国際労働組合組織です。しかし、加盟組合の皆様の協力がなければ、何も行うことはできません。

 しかし、必要なのは加盟組合の協力だけではありません。ロンドン本部や地域事務所の職員の皆様や、交通運輸労働者の生活向上のために尽力された全ての方々に感謝を申し上げます。

 それでは、良い新年をお迎え下さい。2020年を成功に導きましょう!

 

現場の声

ニュース

東アフリカの越境トラック運転手、組合の力を構築

2 月 19 日、国境を越えて働くトラック運転手 120 人がウガンダ運輸一般労組( ATGWU )に加入し、トラック部門の組織人員が約 650 人まで増加した。 ITF のスティーブ・コットン書記長は、「ウガンダの運転手は国境を越えて数の力を構築している」と述べる。 「 ATGWU に加入したことで、彼らは非正規雇用、長時間労働、低賃金、国境通過時の煩雑な手続き、職場の暴力や嫌がらせ