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ITFの観光労組がカリブ海地域のデジタル・オルグを先導

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 先週、セントルシア全国労組が新時代のオルグを目指すワークショップを主催した。ITFとオランダのFNV労組は現在、カリブ海の観光産業の組織化・プロジェクトを合同で実施しており、組合の力やデジタル技術の強化を目指している。

 先週、組合のデジタル担当者、オルガナイザー、活動家、役員などを対象とするワークショップが開催され、参加者はオルグにデジタル技術を活用する方法を議論した。また、デジタル・オルグに関して、これまで上手くいったことや、青年組合員を巻き込む今後のオルグ計画について検討した。

 ITF観光部会議長を務めるアンティグアバーブーダ労組のデビッド・マッシア書記長は次のように語った。「デジタル・オルグに関する2日間のワークショップは、初日から非常に有益だった。実践的なアプローチを扱うセッションもあり、全参加者の注目を集めた」

 「ITF青年部門のガレス・シーボールドがデジタル・オルグの世界の最良事例を紹介してくれた。IT知識のレベルが様々な参加者を惹きつける彼の手法は実に素晴らしかった。このプロジェクトは、カリブ海の組合のオルグ活動に新風を与え、組合が新規組合員や青年組合員から身近に感じられるのを手助けしてくれる」

 ワークショップの最後に、参加者は各自の仕事を表すビジュアル・アイデンティティを作成し、以下の任務を確認した。

  • オンラインのオルグ計画を策定し、組織内部でどのように実践できるかを学ぶ
  • 引き続きソーシャルメディアを活用し、デジタル・オーガナイザーのネットワークを拡大する
  • 我々の運動を支援してくれる個人を特定し、関与する
  • 学んだデジタルスキルを活用して、組合活動で勝利を収める戦略を構築する
  • デジタルネットワーキングを通じてオルグや組合活動を強化し、カリブ海の労働組合のエンパワーメントを実現する

現場の声

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