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国際運輸労連(ITF)とサウジアラビア王国は、同国に寄港する船舶に乗り組む船員を支援するため、緊密に協力することを約束した。
2019年10月21日、サウジアラビア王国のIMO常任代表を務めるエッサム・M・アラマリ氏が、ITFインスペクター・コーディネーターのスティーブ・トラウズデールおよびITFアラブ世界ネットワーク・コーディネーターのモハメド・アラチェディとITF本部で会議を開いた。
会議では、サウジアラビアの港で現在、船員が必要としている支援や、ITFとサウジアラビア海事当局間の協力関係の強化、2006年の海事労働条約(MLC)の批准など、多くの問題が前向きに議論された。
この緊密な協力関係により、ダンマン港に停泊中のMKN 205号に乗り組んでいた5人の船員が、受け取るべき賃金を受け取り、本国送還を果たすなど、既に成果が上がっている。
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