ITFからは、クロアチアの船員出身のドロテア・ゼックITF青年委員会共同議長、カナダの港湾出身のヴィリ・ゴメスITF港湾部会青年代表、港湾部会のコートニー・ペック、船員インスペクターのネイサン・スミスが出席した。
海外からは、オーストラリア海事連合(MUA)のライアン・マクギボン、ポーランドNSZZ連帯のマレク・シムザク、インドネシアSPJICTのマリアティ・シレガーとスリア・ウスマンシャが出席し、労働基準や安全衛生に関して悪名高いジャカルタ国際コンテナターミナルやハチソンの状況を紹介した。
ILWUカナダが取り組む「労働者の命を奪う者は刑務所へ行け!(Kill a worker, go to jail)」運動に関する集会も実施された。この運動は、カナダの港湾労働者の死亡事故の増加や、一部企業による安全衛生基準違反を受けて開始された。港湾労働者が職場から無事に帰宅できるよう、ILWUは労災による死亡事故を発生させた使用者の刑事責任を追及している。
青年大会は、次世代の組合指導者を養成する上でも重要な役割を果たしてきた。ヴィリ・ゴメスは2年前に初めて青年大会に参加し、その後、ITF港湾部会委員会の共同青年代表に選出された。「ドッカー・ポッドキャスト」の共同創設者であるダン・カスクは、6年前に初めて参加し、現在はILWUの第二副議長を務めている。
「青年大会は、私にとって、また、組合で重要な役割を果たしてきた他の多くの人々にとって、成功への跳躍台だった。これまでの多くの成果は、青年運動を構築することが組合にとっていかに重要であるかを示している」 とカスクは語った。
大会の最後にILWUカナダ青年委員会の選挙が実施された。ITF港湾部会は、旧委員の貢献に感謝し、新委員の健闘を称えるとともに、今後2年間、公正な労働基準を実現するために、共に奮闘することを期待している。
旧委員のアイザック・バイドー(第500支部)、ダニエル・フェラン(第500支部)、タイラー・ジェラルド(第502支部)、アシュレー・ボルディグノン(第502支部)、ヴィリ・ゴメス(第519支部)、ステフ・フローレス(第54支部・国際代議員)に感謝し、
新委員のテレザ・タシク(第500支部)、タイレル・ラチ(第500支部)、ブライアン・デルウォ(第502支部)、ラティーシャ・マイアーズ(第502支部)、ポール・ギル(第502支部)、ブリットニー・ホドソン(第508支部)、アレクサンダー・フェルナンデス(第29支部・国際代議員)を歓迎する。
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