Skip to main content

IBFの新「港湾労働者条項」実施まであと半年

ニュース 記者発表資料

 海運産業の使用者グループ、JNGとITFは、港における船舶の荷役作業に影響を与える、新協約の遵守を関係各社に強く要請している。

 2018年2月の前回の国際交渉フォーラム(IBF)交渉で合意されIBF協約は、2019年1月から全IBF船に適用される。ただし、「港湾労働者条項(Dockers Clause)」は例外的に2020年1月1日から適用される。

 改定された「港湾労働者条項」は、港湾における貨物荷役の手続きを定めるもので、船員の安全性と港湾労働者の仕事を行う権利の確保を目的としている。

 2018年2月に新IBF協約が合意された際、改定「港湾労働者条項」が、荷役業者やチャータラー、その他のサードパーティーとの既存の取り決めに大幅な変更を強いる可能性が認識され、バルト海、カナダ、北欧、西欧(地中海は除く)に就航するコンテナ船に適用される関連協約の当該条項の実施に関し、2020年1月1日までの猶予期間が設けられた。 

 JNGとITFは、改定「港湾労働者条項」を関係各社に通知し、2020年1月1日の完全実施に向けて、具体的な措置を講じるよう強く呼び掛けている。

問い合わせ

IMEC:アダムルイス(adam.lewis@imec.org.uk、+ 44(0)20 7680 8682)

ITF:ルーク・メンジーズ(Menzies_luke@itf.org.uk、+61(0)433 889 844)

 

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース

ディーセント(衛生的な)トイレへの安全なアクセス:交通運輸労働者の基本的権利

毎年 11 月 19 日の「世界トイレ・デー」は、世界中で衛生面の危機に取り組むための行動を喚起する機会だ。 適切なトイレ施設や衛生設備への安全なアクセスと、最も重要なこととして、必要な時にそれらの施設を利用できる必要性は、広く世界中の交通運輸労働者が強く感じている問題だ。 世界的な衛生危機は世界人口の約半数に影響を及ぼしているが、私たちの生活と経済を動かしている交通運輸労働者にとって
ニュース

2024年ITF世界大会、平和、労働者の権利、国際連帯への大胆なコミットメントで閉会

マラケシュで開催された2024年ITF世界大会の歴史的最終セッションでは、全世界の交通運輸労組の揺るぎない決意を再確認し、今後5年間のITF戦略を策定する重要な動議を採択し、役員の選出も行った。 労働者の力を高め、搾取と分断を進める勢力に対抗することに明確な焦点を当てた今大会は、激動の増す世界において、正義、平等、連帯のテーマを定め、譲ることのできない一線を明確にした。その中心にあるのは
ニュース

ミレイ政権(アルゼンチン)の反労組の法律に抗議し、交通運輸労組がスト

 ITF は本日ストを決行するアルゼンチンの交通運輸労働者に連帯を送る。  アルゼンチンの交通運輸労組は、ハビエル・ミレイ大統領の労働者に対する攻撃(緊縮財政、スト権に対する攻撃、反労組の政策等)に抗議している。  ミレイ政権は、投資家に減税を施し、大企業に迎合する一方、国営のアルゼンチン航空を民営化して、補助金を撤廃しようとしている。  これまで