ITFは2022年の国際女性デーに合わせて「衛生に対する権利のツールキット」を作成、発表しました。#IWD2022
ツールキットには交通運輸労働者が衛生に対する権利を勝ち取るために役立つリソース(健康リスクに関する情報、交渉担当者のためのチェクリスト、連絡先等)が盛り込まれています。
衛生に対する権利は人権です。しかしながら、交通運輸労働者は長きにわたり、トイレや手洗所の利用等の基本的な権利を拒まれてきました。
劣悪な衛生環境は労働者の安全、健康、尊厳を害します。
この問題はあまりにも蔓延しているため、多くの交通運輸労働者は自分たちの権利が侵害されていることや、使用者がこの問題を「仕事とはそういうもの」として議論を避けてきたことすら認識していません。
このツールキットが国際女性デーに合わせて発表されたのは、女性は女性用トイレを与えられない、衛生製品を利用できない等、男性よりも多くの問題を抱えていることが多いからです。
衛生問題をテーマにしたオルグに役立つよう、ITF加盟組合による衛生キャンペーンの成功事例も紹介しています。
ツールキットのリソースの多くは、ITF加盟組合の協力を得て作成しました。内容は随時更新していきます。
ツールキットで紹介すべき組合の成功事例やビデオ等がありましたら、ITF書記局sanitation@itf.org.uk までご連絡下さい。
ツールキットには「交通運輸労働者の衛生憲章」も掲載しています。
2019年にこの衛生憲章を策定して以降、全ての交通運輸労働者がディーセントな衛生施設を利用できるよう、加盟組合と共に取り組みを行ってきました。
交通運輸労働者が当然与えられるべき安全と尊厳を確保するために、世界の使用者はもっと対策を講じるべきです。
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トイレなし衛生用品の支給なし休憩なし
職場の劣悪な衛生環境が交通運輸労働者、特に女性労働者を苦しめています。
ITFは国際女性デー(#IWD2022)に衛生環境の向上を目指すオルグ活動を支援するために「衛生に対する権利のツールキット」を発表しました。
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世界の何百万人もの交通運輸労働者の尊厳や安全が劣悪な衛生環境によって脅かされています。ITFは、労働者が自分たちの権利について知り、職場の衛生環境向上を目指してオルグするために必要な情報満載の「衛生に対する権利のツールキット」を作成しました。こちらをご覧ください。https://bit.ly/sanitationtoolkit