Skip to main content

韓国政府に労働基本権の保障を要求

ニュース

ITFは、韓国政府がILOの基本労働条約を批准し、全ての労働者に労働基本権を保障するよう求める韓国労働者の要求を支持している。

 4月13日、トラック運転手や特別な雇用形態の労働者を含む韓国人数千人がソウルで抗議行動を行う。 

 ITFのスティーブ・コットン書記長は、文在寅大統領宛の書簡で、以下を要請した。

  • 結社の自由、団結権、団体交渉権を認めるILO第87号条約および第98号条約を早期に批准すること
  • 既存の労働者保護の緩和を示唆するのを止めること
  • 非標準的な雇用形態の人々を法律で労働者と認め、労働基本権を与えること

 「文大統領がILO総会への出席を検討していると理解している。国際社会で恥をかく前に、また、仕事の未来に関する、総会での議論に有意義に参加できるよう、まずは、国際社会および韓国の労働者に対する義務を果たす必要がある」とコットン書記長は語った。

 文政権は、ILO第87号条約および第98号条約の批准について国会で承認を得ることを繰り返して約束してきたが、これまでのところ、これを迅速に実行する気配はない。

 文大統領宛の書簡はこちら(英文)。

 

現場の声

ニュース

PSA航空旅客機(アメリカン航空5342便)の衝突事故に関するITFの声明

 国際運輸労連 (ITF) は 29 日にワシントン D.C. 近郊で発生した、アメリカン航空 5342 便として運航されていた PSA 航空旅客機と米軍ヘリコプターの衝突事故にショックを受けるとともに、悲しみに暮れている。   旅客機には ITF に加盟する客室乗務員組合( AFA-CWA )と定期航空操縦士協会( ALPA )の組合員が乗務していた。 ITF は生存者の可能性に希望を抱きつつ
ニュース 記者発表資料

ITFは停戦合意を歓迎し、合意の厳格な履行と持続可能な和平への一歩を求める

国際運輸労連(ITF)は、数百万人の市民に計り知れない死と苦しみを与えてきた15カ月にわたる壊滅的な戦争を終結させることになるハマスとイスラエルの停戦合意の発表を歓迎する。 この合意により、殺りくに終止符が打たれ、人命を救う人道支援が妨げられることなく迅速にガザに届けられ、引き離された家族が再会でき、破壊されたものを再建する厳しい道のり開始する可能性が直ちに提供された。
ニュース

韓国の交通運輸労働者、民主主義と 安全な労働条件を求めてスト

韓国の運輸・公共部門の労働者 2 万人が、政府の行動に抗議し、労働条件の改善を求めてストライキ集会を開催している。 12 月 7 日(土)、交通運輸と公共部門で働く韓国公共運輸労連 (KPTU) の組合員が国会前に集結し、政府に抗議し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾を求める合同ストライキ集会を開催した。 12 月 3 日に大統領が突如、戒厳令を発布し、政治活動や市民の自由