オフショアの石油、ガス、風力発電部門の海事労働者を組織するITFオフショア・タスクフォースは、ユニフォー第594支部の組合員に対する連帯・支援を約束するとともに、サスカチュワン州レジャイナ市のコープ・リファイナリー経営陣が、ロックアウトした組合員の代替要員を空路で調達し、労働組合の基本的権利を侵害したことを強く非難した。
ユニフォーの組合員約800人は、懸命に働いて納めてきた年金を守ろうとしただけで、FCLが運営するコープ・リファイナリーに、もう60日以上も不当にロックアウトされている。1日あたり300万カナダドルを稼ぐ同社の成功にとって、800人の労働者は不可欠であるにもかかわらず、年金や退職金が大幅に削減されようとしている。
ITFオフショア・タスクフォースは、反労組の姿勢を取り続けるレジャイナの警察にも憤慨している。警察はピケ隊を脅迫し、1月にはユニフォーのジェリー・ディアス委員長を逮捕した。
ユニフォーの交渉団は、団体協約締結を目指して何度も譲歩を試みたが、経営側は許容できない要求を出し続け、誠意ある姿勢を見せていない。
ITF オフショア・タスクフォースは、コープ・リファイナリーに交渉のテーブルに戻り、誠意ある姿勢を見せるよう求めている。組合員を守るために闘うユニフォーをITFは引き続き支援する。
ITF オフショア・タスクフォースのメンバー
•オーストラリア海事連合(MUA)
•オーストラリア海事職員組合(AMOU)
•カナダ船員国際組合(SIUカナダ)
•デンマークCS
•全英鉄道海事交運労組(RMT)
•英ユナイト
•インド船員組合(NUSI)
•インドンシア船員組合(KPI)
•メキシコ船長・水先案内人組合
•ノーチラス・インターナショナル(オランダ)
•ナイジェリア商船職員・水運上級職員組合(NMNOWTSSA)
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