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5月28〜29日にITF本部で開催されたライダー・フォーラムを経て、ベルギーの労働者グループCollectif des coursier-e-s / KoeriersCollectiefが、料理配達のデリバルーに正義を要求するデモを行った。この労働者グループは、ITF加盟ABVV-BTBから支持されている。
ABCVV-BTBのスティーブ・スチュアートは、「我々は労働者搾取に反対する。配達員が自身の契約を選択し、自転車や携帯等、仕事に必要な全てのものを貸与されるよう、デリバルーとの交渉を求めている」と述べた。
世界中の何百人もデリバルーのライダー(バイクや自転車の配達員)が権利を求めて抗議運動を実施している。いくつかの国では、労働条件をめぐる訴訟も発生している。
ITFは、ライダーの条件向上と会社の責任追及のために闘う全ての加盟組織を支援する。
ITFのベイカー・クンダジ青年部長はライダー・フォーラムの後、次のように語った。「若年労働者は不安定雇用の割合が高い。我々は、労働者搾取が蔓延っている新しい分野に目を向ける必要がある。デリバリーライダーは、国にかかわらず、似たような問題を抱えている。ITFはギグエコノミーに対する国境を越えた対応を加盟組合と共に調整している。全てのライダーはディーセントな労働条件を与えられる権利がある。また、全てのライダーは「ユニオン・ライダー(組合員のライダー)#UnionRider」であるべきだ。
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