Skip to main content

ヘイトクライム(憎悪犯罪)のパレスチナ人犠牲者のための正義追及を歓迎する

ニュース

 イスラエルの裁判所は、パレスチナ人の幼児とその両親を殺害した3人に終身刑を言い渡し、殺害は「綿密に計画され、過激なイデオロギーと人種差別から生じた」と述べた。

 20157月、ヨルダン川西岸のダワブシェ家はイスラエル人過激派に放火された。アミラム・ベン・ウリエルはダワブシェ家の家族が寝ている間に、窓から火炎瓶を投げ、3人を殺害し、1人に重度の火傷を負わせた。

 ITFのパディ・クラムリン会長とスティーブ・コットン書記長は、同年末にイスラエルおよびパレスチナの組合視察の一環として、ダワブシュ家の親族を訪問し、国際社会と共に正義を訴えていくことを約束した。アミラム・ベン・ウリエルは20161月に殺人罪で起訴された。

{"preview_thumbnail":"/sites/default/files/styles/video_embed_wysiwyg_preview/public/video_thumbnails/dnW48l3Pg-I.jpg?itok=R8RqTLZ7","video_url":"https://youtu.be/dnW48l3Pg-I","settings":{"responsive":1,"width":"854","height":"480","autoplay":0},"settings_summary":["Embedded Video (Responsive)."]}

 パレスチナ運輸労連(PGFTU)のシャハー・サード書記長は、今回の判決とここ5年間のITFの支援に感謝し、次のように語った。「判決は、ITFを含む国際社会の呼びかけの成果だ。判決は満足のいくものである。過去の同様の事件のように、加害者が釈放されることのないことを願っている」

 パディ・クラムリン会長は次のように語った。「これは、巨大なる不正の国の小さな正義だ。我々が2015年の視察で学んだように、ヨルダン川西岸の一般の人々はイスラエル人入植者による嫌がらせや暴力を受け続けており、最悪の場合は暴力や死に直面する。この判決でダワブシェ家の人たちが戻ってくることはないが、判決は、このような犯罪が無罪放免で終わることはないという兆候を示している」

 スティーブ・コットン書記長は次のように語った。「ITF5年前にダワブシェ家の正義を呼びかけた。この長い期間、PGFTUやパレスチナ人の仲間たちと共に闘ってきたことを誇りに思う。パレスチナ人とイスラエル人の両方が日常的に正義を感じられるようになるまで、我々の闘いは終わらない」

 

現場の声

ニュース

ディーセント(衛生的な)トイレへの安全なアクセス:交通運輸労働者の基本的権利

毎年 11 月 19 日の「世界トイレ・デー」は、世界中で衛生面の危機に取り組むための行動を喚起する機会だ。 適切なトイレ施設や衛生設備への安全なアクセスと、最も重要なこととして、必要な時にそれらの施設を利用できる必要性は、広く世界中の交通運輸労働者が強く感じている問題だ。 世界的な衛生危機は世界人口の約半数に影響を及ぼしているが、私たちの生活と経済を動かしている交通運輸労働者にとって
ニュース

2024年ITF世界大会、平和、労働者の権利、国際連帯への大胆なコミットメントで閉会

マラケシュで開催された2024年ITF世界大会の歴史的最終セッションでは、全世界の交通運輸労組の揺るぎない決意を再確認し、今後5年間のITF戦略を策定する重要な動議を採択し、役員の選出も行った。 労働者の力を高め、搾取と分断を進める勢力に対抗することに明確な焦点を当てた今大会は、激動の増す世界において、正義、平等、連帯のテーマを定め、譲ることのできない一線を明確にした。その中心にあるのは
ニュース

ミレイ政権(アルゼンチン)の反労組の法律に抗議し、交通運輸労組がスト

 ITF は本日ストを決行するアルゼンチンの交通運輸労働者に連帯を送る。  アルゼンチンの交通運輸労組は、ハビエル・ミレイ大統領の労働者に対する攻撃(緊縮財政、スト権に対する攻撃、反労組の政策等)に抗議している。  ミレイ政権は、投資家に減税を施し、大企業に迎合する一方、国営のアルゼンチン航空を民営化して、補助金を撤廃しようとしている。  これまで