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ブルーメンサルの船舶「リタ号」に乗り組む船員、雨水を利用して生存

ニュース 記者発表資料

国際運輸労連(ITF)がリベリア登録のバルクキャリア船内で撮影された驚くべき写真を今日、公開したことで、世界中を運航するブルーメンサル社の便宜置籍(FOC)船上で働く船員の健康状態を心配する声が広まった。

「船員が生き残るために雨水を集めざるを得ない事実はブルーメンサル社の大罪だ。もともとパンと水しか食糧を与えられていなかったのに、その水すらなくなったのだ!」とITF海事コーディネーターのジャクリーン・スミスは述べる。

「ブルーメンサルは『リタ号』に乗船する船員の命を弄んでいる。このような事態は海運業界全体に暴露され、非難されなければならない」とスミス・コーディネーター。

ITFは、『リタ号』の飲料水が危険なほど少なくなっていることを最初に報告した後、1週間以上前にリベリアの船籍登録当局に警告を発していた。

「リベリアの船籍登録局が起こさないことを、ITFは懸念してはいるが、驚いてはいない。リベリア当局はこれらの船員を助けるために明らかに何もしていない」

「船員の権利のこうした制度的侵害は、多くのFOC船において恐るべき現実となっており、ブルーメンサルのような悪意ある運航者が、「清潔な飲料水を飲める」といった最も根本的な権利すら、労働者から奪っている」とスミス・コーディネーターは補足した。

今回の事件は、オーストラリアでアナ・エリザベス号が拘留されたことがきっかけで広がった、ドイツの海運会社ブルーメンサル社による船員の脅迫、いじめ、権利侵害などの制度的な船員の虐待の事実をさらに裏付けるものとなった。

 ITFインスペクターで、ブルーメンサル標的キャンペーンのチームのリーダーも務めるスベン・ヘムは今日、次のように述べた。「過去6週間にわたり、ITFは、ブルーメンサルの船で働く船員が耐えることを強いられている搾取的な労働条件を暴露してきた。船員は必死に助けを求めている」

「船員たちはもうこれ以上耐えることはできない。旗国であるリベリアが介入しなければならず、ブルーメンサルの社長、マティアス・リース博士はITFやドイツの海事組合と協力して、自社の全船舶に乗り組む船員のため、責任をもって尊厳ある労働基準を設定しなければならない」とヘムは補足した。

問い合わせ先:Luke Menzies +61 433 889 844またはSven Hemme +49 1512 7037384

背景情報

今年4月、ITFは、尊厳ある賃金、船上での生活条件と労働時間を保証する労働協約を結び、船員の福祉と権利を認めることを拒否し続けているドイツの海運会社、ヨハン・M・K・ブルーメンサル社に対し、標的を絞った抗議キャンペーンを立ち上げた。

ブルーメンサルの船の乗組員たちは、ドイツの海運会社が世界の艦隊で行っている脅迫と虐待の状況について、痛ましい話を詳細に共有してくれた。具体的には、残業の強制、賃金不払い、国籍に基づく差別、食糧や水などの基本的物資を利用できない、「労働組合への加入を望まない」と記す権利放棄書への署名の強要などが行われている。

ITFは港やドイツ大使館前でデモを行い、前例のないほど精力的なソーシャルメディア・キャンペーンを開始し、ブルーメンサルの船の乗組員、陸上勤務の従業員、関連するあらゆる海事関係の労働者に、ブルーメンサルに関する情報をシェアするように促した。最近の行動としては、ベルギーのゲント港で、、ブルーメンサルのリベリア登録船、ペガサス号に対する抗議行動が挙げられる。

 

現場の声

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英国の鉄道の再国営化:労働組合の声

労働党政権による鉄道再国営化の決定は、民営化という世界的な潮流からの重要かつ歓迎すべき転換である。再国営化は「第 4 次鉄道パッケージ」等の EU 指令に組み込まれた EU の政策アジェンダとの決裂をも意味する。  この政策転換は、 ITF 加盟鉄道労組-全英鉄道海事交運労組( RMT )、機関車技師・機関助手協会( ASLEF )、交通運輸従業員組合( TSSA )-