Skip to main content

ブルネイの反同性愛法を非難する

ニュース 記者発表資料

グローバル・ユニオンは、同性愛行為に投石による死刑を科す法律がブルネイで施行されることを非難した。

 本日、LGBT +の人々をターゲットとする新しい刑法が施行される。ブルネイでは、2014年以降、不倫や窃盗を厳しく罰する残忍な法律が次々に導入されている。

 グローバル・ユニオン協議会(CGU)議長を務めるスティーブ・コットンITF書記長は、「我々が代表する何億人もの労働者を代表し、ブルネイの新法を強く非難する」と述べた。

 「性別、ジェンダー、人種にかかわらず、全ての人は、迫害を恐れることなく、ありのままの自分でいる権利を有する。これは基本的人権だ。労働組合運動には、激しい迫害を受けている人々のために闘ってきた誇らしい歴史がある。我々が闘わなければならない状況が続く限り、我々は闘う。

2千万人を組織する国際運輸労連(ITF)は昨年10月、世界大会を開催し、ITFのあらゆる活動において、LGBT +の人々の権利を促進・擁護することを再確認する決議を採択した。

 だからこそ、私はブルネイ政府に対し、この残忍で非人道的な新法の施行を中止するよう要請する。さらに、ブルネイ政府は、LGBT +の人々を有罪にする全ての法律を廃止し、ブルネイが人権と多様性を尊重する国であることを示すべきである」

 シャロン・バロー国際労働組合総連合(ITUC)書記長は、「このような中世的な法律が現代社会に存在する余地はない。世界のホテルや企業に大規模な投資をしているブルネイは、国際法を尊重し、この残虐的な法律を撤回し、性的指向や宗教的信条にかかわらず、全ての人々の人権を尊重しなければならない」と述べた。

 

グローバル・ユニオン協議会(CGU)について:グローバル・ユニオンとしても知られているグローバル・ユニオン協議会は、国際労働組合総連合(ITUC)、OECD労働組合諮問委員会(TUAC)、国際建設林業労働組合連盟(BWI)、教育インターナショナル(EI)、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)、国際芸術エンターテイメント同盟(IAEA)、インダストリオール、国際運輸労連(ITF)、国際食品関連産業労働組合連合会(IUF)、国際公務労連(PSI)、UNIグローバルユニオンの連絡調整機関である。

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース

ディーセント(衛生的な)トイレへの安全なアクセス:交通運輸労働者の基本的権利

毎年 11 月 19 日の「世界トイレ・デー」は、世界中で衛生面の危機に取り組むための行動を喚起する機会だ。 適切なトイレ施設や衛生設備への安全なアクセスと、最も重要なこととして、必要な時にそれらの施設を利用できる必要性は、広く世界中の交通運輸労働者が強く感じている問題だ。 世界的な衛生危機は世界人口の約半数に影響を及ぼしているが、私たちの生活と経済を動かしている交通運輸労働者にとって
ニュース

2024年ITF世界大会、平和、労働者の権利、国際連帯への大胆なコミットメントで閉会

マラケシュで開催された2024年ITF世界大会の歴史的最終セッションでは、全世界の交通運輸労組の揺るぎない決意を再確認し、今後5年間のITF戦略を策定する重要な動議を採択し、役員の選出も行った。 労働者の力を高め、搾取と分断を進める勢力に対抗することに明確な焦点を当てた今大会は、激動の増す世界において、正義、平等、連帯のテーマを定め、譲ることのできない一線を明確にした。その中心にあるのは
ニュース

ミレイ政権(アルゼンチン)の反労組の法律に抗議し、交通運輸労組がスト

 ITF は本日ストを決行するアルゼンチンの交通運輸労働者に連帯を送る。  アルゼンチンの交通運輸労組は、ハビエル・ミレイ大統領の労働者に対する攻撃(緊縮財政、スト権に対する攻撃、反労組の政策等)に抗議している。  ミレイ政権は、投資家に減税を施し、大企業に迎合する一方、国営のアルゼンチン航空を民営化して、補助金を撤廃しようとしている。  これまで