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ディーセントワーク世界行動デー

ニュース

今年も10月7日に12年連続で何百万人もの労働者が世界中で集い、全ての労働者が人間らしい適切な仕事に就く基本的なニーズを有していることを訴える予定だ。

 「ディーセントワークは、人間の労働生活における向上心を体現している。ディーセントワークは、生産性が高くかつ公正な収入を得られる機会や、職場での安全、家族への社会保障を確保し、個人的に成長し、社会の一員として活躍し、自らの懸念を自由に表明し、団結し、生活と全ての男女が平等に扱われ、平等な機会を得られる社会の実現につながる」(ILO文書より抜粋)

世界の約1億4100万人の若者がワーキングプアといわれている。青年労働者のために直接的な変革を強行しなくてはならない。直ちに規則を改正し、次世代の労働者のためにディーセントワークを確保しなくてはならない。全世界の働く青年男女が安全に、尊厳をもちつつ平等な条件のもとで働き、公正な収入を得られるのであり、また得てしかるべきだ。若者にディーセントワークを確保することは青年の未来にとってのみならず、地域社会や国家、グローバル社会の未来にとっても不可欠だ。

2019年8月のITFサマースクールの参加者は、今年のディーセントワーク世界行動デーの行動についてアイデアを出し合った。自分たちの組合の若者を行動に参加させるために彼らが作成した行動・取り組み案はこの声明に記されている。

行動を起こさなければ、これまで通り、世界経済を牛耳るごく少数の富裕層の意のままとなり、若年はやりがいのあるディーセントワークから締め出され続ける。仕事の世界は急速に変化しているが、必ずしも良い方向への変化とは限らない。もうたくさんだ!今こそ、全ての人間がディーセントワークを要求すべき時だ!

労働者の6割がフォーマル経済で雇用されており、その半数以上が不安定な雇用だ。今こそグローバル経済の未来を築くための行動を起こすときだ。

未来を築くために、以下の目的のアンケート調査に協力しよう。 

• ディーセント・ワークに対する青年の認識を把握する
• ディーセント・ワークに関する青年および組合の課題を特定する
• 組合の今後の行動やキャンペーンの基盤を作る
 
アンケート調査(英語)はこちら

 

 

 

 

 

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現場の声

ニュース

英国の鉄道の再国営化:労働組合の声

労働党政権による鉄道再国営化の決定は、民営化という世界的な潮流からの重要かつ歓迎すべき転換である。再国営化は「第 4 次鉄道パッケージ」等の EU 指令に組み込まれた EU の政策アジェンダとの決裂をも意味する。  この政策転換は、 ITF 加盟鉄道労組-全英鉄道海事交運労組( RMT )、機関車技師・機関助手協会( ASLEF )、交通運輸従業員組合( TSSA )-