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記者発表資料
国際運輸労連(ITF)は、現在、英国のティルベリー港とブリストル港に停泊中のグローバルクルーズライン社の6隻の船舶に乗り組んでいる計数百人の船員を支援している。新型コロナウィルスの感染拡大を受け、世界中で移動が制限される中、これらの船員たちは足止めを食らってきた。
乗組員らは何か月も船内で足止めされ、その多くが既に雇用契約が終了し、12か月以上も船に乗り組んでいる。
このほど、ITFとグローバルクルーズライン社は、乗組員を今後、数日間にわたって本国送還させる合意に達した。
グローバルクルーズライン社のクリスチャン・バーハウニッヒCEOは次のように述べた。「ITFとの良好な関係と、ITFがこのような困難な時期に提供してくれている支援に感謝している。ITFのおかげで、大切な乗務員全員の本国送還を迅速化することができる」
また、ITFのスティーブ・コットン書記長は次のように述べた。「現在も感染が拡大している新型コロナウィルス感染症により、海運業界、特にクルーズ船業界は甚大な被害を被った。ITFはグローバルクルーズライン社がこうした状況の犠牲者であることを認識している」
「同社の船には様々な国籍の船員が乗り組んでおり、会社が彼らの本国送還のために継続的に努力してくれていることに感謝している。同社が通常の運航状態に戻り、長年培ってきた良好な労使関係を継続していくことを期待している」とコットン書記長は締めくくった。
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