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ITFが後援する「ユニオン・ウィーク:新世代のために」は、MTWTUが四年に一度、オデッサで開催している意識啓発セミナーの4回目で、150人を超える現役および将来の船員が参加した。
議題は、世界の労働組合運動、ITFとITFインスペクターの役割、船員の健康・福利、乗船契約、団体協約、ILO海上労働条約、現地の海運産業の動向等だった。参加者は、船舶運航と安全に関するバーチャル・リアリティの訓練にも参加し、スキルを向上させた。
ITFからは、クロアチアのロマノ・ペリックITFコーディネーターとスペインのゴンザロ・ギャランITFインスペクターが参加した。
「急成長を遂げる我々の組合に対するITFの支援に感謝する。船員の権利に関する教育や情報提供を通じて、組合員を守ることができる」とユニオン・ウィーク・セミナーのモデレーターを務めたMTWTUのオレグ・グリュゴリウク第一副議長は語った。
「船内で労働者の権利が問題になったとき、組合員はより積極的に問題を捉えることができるだろう。ユニオン・ウィーク・セミナーはウクライナ人船員の関心も高く、これまでも成功を収めてきた。ウクライナ国内におけるMTWTUのイメージや世界のITF加盟組合のイメージ向上にも貢献している」
セミナー参加者は、HIV、B型・C型肝炎、梅毒、血糖値の検査を無料で受けることができた。
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