Skip to main content

ITF加盟組織が米議会で航空安全問題について証言

ニュース 22 Jul 2019

 交通運輸労組(TWU)のジョン・サミュエルセン氏、客室乗務員組合(APFA)のロリ・バサーニ氏、航空安全専門家組合(PASS)のマイク・ペローネ氏は、米下院航空小委員会で証言し、地上および空中で高い安全基準を確保することが極めて重要であると訴えた。

 サミュエルセン氏は、米国の航空会社が保守整備業務をオフショアリングし、米連邦航空局(FAA)が定める、より厳しい安全基準を回避していることの影響について説明した。米議会はこれまでに二度、FAAと運輸省(DOT)に対し、このダブルスタンダードを解消するように要求しているが、これまでのところ何もなされていない。

 サミュエルセン氏は機内の空気の汚染問題についても証言し、エンジンを経由した有害な空気が機内に送り込まれることによる、客室乗務員への長期的影響について訴えた。組合は、機内に有毒な煙やガスを警告するセンサーを設置し、客室乗務員が自身や乗客を保護する措置を講じられるようにすることを要求している。

 エチオピア航空302便墜落事故の遺族の証言も行われた。ボーイング737 MAX 8を製造するボーイング社経営陣は、乗客・乗務員の命を危険にさらしたかどうかの問題に依然として直面している。

 

Post new comment

Restricted HTML

  • Allowed HTML tags: <a href hreflang> <em> <strong> <cite> <blockquote cite> <code> <ul type> <ol start type> <li> <dl> <dt> <dd> <h2 id> <h3 id> <h4 id> <h5 id> <h6 id>
  • Lines and paragraphs break automatically.
  • Web page addresses and email addresses turn into links automatically.

現場の声

ニュース 26 Apr 2024

全インド鉄道員連盟100年の歩み

2024年4月24日配信 国際運輸労連( ITF )は、今日( 2024 年 4 月 24 日)、創設 100 周年大会を開催する全インド鉄道員連盟( AIRF )に祝辞を述べる。 AIRF の 100 年にわたる歩みは、 1974 年に 170 万人の鉄道員が 20 日間にわたるストライキを実施するなど、苦闘の末に勝ち取った成果に満ち ている。 このストライキは政治問題へと発展し
ニュース 記者発表資料 15 Feb 2024

ILAの職域闘争勝利を祝う

 北米東岸港湾の労働組合である国際港湾労働者協会( ILA )が、ニューロンドン(米コネティカット州)のオーステッド社洋上風力発電事業をめぐる職域闘争で勝利したことを歓迎する。  ITF のパディ・クラムリン会長は次のように語った。 「これは ILA 、 ILA 第 1411 支部、そして ILA 組合員全員にとっての記念すべき勝利だ」「揺るぎない連帯と戦略的行動に支えられた 8 カ月間の闘争は
ニュース 14 Feb 2024

インドネシアで違法解雇された空港労働者が勝利

Gebuk 労組は、航空ケータリング会社アエロフード・ケータリング・サービス・インドネシアにコロナ禍で違法解雇された労働者に補償金を支払うことを約束させ、組合員のために大きな勝利を確保した。 ITF 加盟のインドネシア空港労連( FSPBI )に加盟 する Gebuk 労組は、ジャカルタ空港で働く航空ケータリング業務委託企業の労働者組合だ。 同労組は 2 月 6 日に大規模デモを行ない